2018年12月30日日曜日

2018年・安倍首相の真っ赤な嘘とインチキまとめ

安倍の虚言は今年もアクセル全開! 2018年、安倍首相がついた真っ赤な嘘とインチキを総まくり(前編)

2018.12.28



今年も、リテラ年末恒例・安倍首相による「大嘘」振り返り企画をお届けする季節がやってきた。毎年毎年カウントしきれないほどの嘘をつきつづける総理だが、2018年も虚言のアクセルは全開。今年も数々の疑惑をめぐる嘘はもちろん、あらゆる失政や失態について、あったことをなかったことに、なかったことをあったことに。誰の目にも明らかな嘘を平然と、まさに息をするように嘘をつきまくった安倍首相。

そのため、今年は昨年よりも5本多い、よりぬきの15の嘘を振り返りたい。胃もたれ必至の嘘つき発言、まずは前編の8本をお届けしよう!

◎大嘘その1
「決して日本が蚊帳の外に置かれていることはありません」
4月29日付、産経新聞独占インタビュー

北朝鮮の脅威を「国難」と呼び、Jアラートを鳴らしまくって国民に恐怖を植え付け、文在寅大統領と金正恩委員長の南北首脳会談実現が決定しても「圧力を最大限に高める」と吠えつづけた安倍首相。だが、「最大限の圧力」を国会で叫んだ数日後には“親愛なる”トランプ大統領も金委員長と首脳会談を開く意向を表明、平和的解決への流れが決定的に。つまり、日本だけがこの動きを知らず圧力をがなり立てていたという「蚊帳の外」だったことが判明して飛んだ赤っ恥をかいたのだが、安倍首相は御用メディアの産経で「蚊帳の外じゃない!」「日本が国際社会をリードしてきた成果」と主張。しかし、この「蚊帳の外」状態は、いまだに日朝首脳会談の道筋さえつけられていないことからもあきらか。にもかかわらず、ついには次のようなことまで言い出したのだ。

◎大嘘その2
「あの、拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと私が言ったことは、ございません」
9月14日、日本記者クラブでの総裁選討論会

思わず耳を疑った。総裁選討論会で御用メディアである読売新聞の橋本五郎特別編集委員に「安倍晋三政権は一貫して拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと言われていた」「現状はどうなっているのか、見通しはあるのか」と問われた際の、安倍首相の返答だ。

安倍首相といえば、これまで一時帰国した拉致被害者5人を“帰さなかったのは自分だ”という嘘を筆頭に、対拉致問題で数々のニセの武勇伝や逸話をでっち上げ、「拉致被害者を取り戻せるのは、これまで北朝鮮と渡り合ってきた安倍首相しかいない!」という空気をつくり出してきた張本人。今年4月に出席した「政府に今年中の全被害者救出を再度求める 国民大集会」でも、「すべての拉致被害者の即時帰国」について「安倍内閣においてこの問題を解決するという強い決意を持って、臨んでまいりたい」と高らかに宣言していた。

ところがどっこい、拉致問題に進展が見られないことを突っ込まれると、「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと私が言ったことはない」と言い出し、その上、「ご家族のみなさんがですね、そういう発言をされた方がおられることは承知をしておりますが」などと責任を逃れしたのである。

さんざん拉致問題を政治利用した挙げ句、都合が悪くなると「自分は言ってないもん」。これで信用しろというほうがどうかしているだろう。

◎大嘘その3
「私は、明治時代に逆戻りしようと言ったことはまったくない」
1月29日、衆院予算委員会

え? 今年の年頭所感で初っ端から〈本年は、明治維新から150年の節目の年です〉と“明治150年推し”を全開させ、明治時代の日本を手放しで称賛して明治の精神をこれからのモデルにしようと国民に提示したのは、誰でしたっけ? しかも、安倍首相は自民党総裁選への出馬を表明した際も、わざわざ鹿児島県で表明をおこない、その背景には鹿児島を象徴する桜島がドーン。この表明の直前には、会合で「ちょうど今晩のNHK大河ドラマ『西郷どん』(のテーマ)は『薩長同盟』だ。しっかり薩長で力を合わせ、新たな時代を切り開いていきたい」(産経ニュースより)と講演していたほどだ。

『西郷どん』人気に便乗し、「明治=大日本帝国を取り戻す」という戦前回帰志向を“改革に邁進するリーダー”に置き換えて印象づけたい──。この姑息な目論見には反吐が出るが、しかも安倍首相は「逆戻りしようと言ったことはない」と抗弁した際には、「いまのスタンダードで150年前のことを『上から目線で』で断罪することもいかがなものか」と発言。「歴史から反省を学ぶ」ことを放棄した人物を総理に据えているとは、恐怖以外の何ものでもない。

◎大嘘その4
「こういう(圧力の)話はよくある」→「(圧力は)いや、ほとんどないんです(笑)」
9月17日、『報道ステーション』出演時

自民党総裁選では、対抗馬の石破茂氏が掲げた「正直、公正」というキャッチフレーズにさえ「安倍首相への個人攻撃だ」と噛み付くという狂犬ぶりを見せた安倍陣営。なかでも象徴的だったのは、現役閣僚だった石破派の斎藤健農水相(当時)が安倍首相を支持する国会議員から恫喝されたと暴露した一件だ。

そして、各局の報道番組を石破氏とそろってハシゴして出演した際も圧力・恫喝問題についての質問がいくつか飛んだのだが、安倍首相はこの話題になると終始、落ち着かない様子で目をキョロキョロと泳がせた上、なんと圧力を正当化。橋本龍太郎と小泉純一郎が争った1995年総裁選のエピソードをもち出し、「私も小泉応援団だったんですが、そんときわれわれもですね、一度、けっこう圧力をかけられてねってことを結構、みんな言ったんですが」として「こういう(圧力の)話はよくある」と正当化したのだ。

ところが、MCの富川悠太キャスターから「実際にそのときは(圧力が)あったんですね?」と訊かれると、安倍首相は「いや、ほとんどないんです(笑)。ないけど、我々もそう言ったほうが、いわば陣営かわいそうだなっていうことにもなりますし。ただ、実際にあったかもしれませんし、私にはまったくなかったな」などと発言。自分には圧力がなかったにもかかわらず「圧力を受けた」とウソを言いふらしていたと自ら暴露したのである。

この宰相が“類い稀な嘘つき”であることは公然の事実だが、ひどいのは“自分たちも圧力をかけられたとウソをついて同情を誘ったことがある。だから斎藤もウソをついてるんじゃないか”と誘導していること。いやはや、まことに大した人間性である。

◎大嘘その5
「今後、ICANの事務局長からあらためて面会要請があった場合には、そのときの日程などを踏まえて検討したい」
1月30日、衆院予算委員会

今年1月、ノーベル平和賞を受賞した国際NGO・核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長が来日した際、「日程の都合上できない」と面会を拒否した安倍首相。この対応にはネット上で「芸能人とは会食する時間はあるくせに」と批判が起こり、フィン事務局長の会見では「失望」という言葉も出た。

だが、安倍首相の「今度は検討する」というのがその場しのぎの嘘であることは明白。実際、ICANのノーベル平和賞受賞が発表された後も、サーロー節子さんが被爆者としてはじめて授賞式でスピーチをおこなった後も、安倍首相は公式に祝福コメントを一切発しないまま。さらに、今年11月に来日したサーロー節子さんが面会を求めたにもかかわらず、安倍首相はまたも「日程の都合」(菅義偉官房長官の弁)で面会を拒否したのである。

サーローさんは会見で「推測だがよほど忙しいか、意図的に私を避けたいかだ。違った意見を持った人にも会って語り続けるのが本当のリーダーシップではないか」と批判したが、まさにそのとおり。「唯一の戦争被爆国として核兵器のない世界の実現に向けて努力を重ねていく」と言いながら、核兵器禁止条約の批准を求める国連総会決議案に反対するという安倍首相の異常さ、二枚舌に、国民はもっと怒るべきだろう。

◎大嘘その6
「『非正規』という言葉を、この国から一掃してまいります」
1月22日、施政方針演説

この言葉、じつは安倍首相は2016年6月の記者会見をはじめ、事ある毎に述べてきたが、一見すると格差是正に向けた大胆な改革というようにも映る。しかし、騙されてはいけないのは、安倍首相はけっして「非正規雇用をなくす」あるいは「正規と非正規の格差をなくす」と言っているわけではない、ということ。たんに「非正規」という言葉を使わない、というだけの話なのである。

実際、安倍首相が今年の通常国会で成立させた「働き方改革関連法案」の「同一労働同一賃金の導入」では、正社員と非正規のあいだに不合理な待遇差を設けることを違法としているが、ガイドラインでは正社員と非正規の基本給などついて「実態に違いがなければ同一の、違いがあれば違いに応じた支給を求める」とするなど、正社員と非正規の賃金格差を容認するものとなっている。

だいたい、「非正規という言葉をこの国から一掃する」という掛け声とは裏腹に、第二次安倍政権がはじまった2012年から16年までの4年間で非正規雇用者は207万人も増加。一方、この間の正規雇用者は22万人増加でしかなく、雇用者数の9割が非正規というのが実態だ。

低賃金の非正規を増やしつづける一方、低所得者に打撃を与える消費税増税を決めた安倍首相。このままではさらに貧困は広がっていくだろう。

◎大嘘その7
「裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均的な方で比べればですね、一般労働者よりも短いというデータもある」
1月29日、衆院予算委員会

「働き方改革関連法案」の目玉のひとつだった「裁量労働制の対象拡大」をめぐって、自信満々に言い放ったこの答弁。しかし、答弁から間もなくこのデータが恣意的に捏造されたものだったことが判明。それでも安倍首相は「(答弁前にデータが)正しいかどうか確認しろなんてことは、あり得ないんですよ」などと開き直るという醜態を晒したが、その後は加藤勝信厚労相が「なくなった」と説明していたデータの基となった調査票が厚労省本庁舎の地下倉庫から発見されるわ、さらにデータを精査すると異常な数値が相次いで見つかるわ、問題が雪だるま状態に。結局、法案から「裁量労働制の対象拡大」は削除される結果となった。

だが、安倍首相は「裁量労働制の対象拡大」を諦めたわけではない。すでに厚労省の有識者会議が新たな調査票をまとめたが、これがまたも実態を把握できない設計になっているとして修正を求める声があがっている。問題を起こしても忖度をやめない姿勢には反吐が出るが、ともかくいまは安倍首相の嘘を未然の防ぐための監視が必要であることは間違いない。

◎大嘘その8
「明日の時代を切り拓くための全員野球内閣だ」
10月2日、内閣改造後の記者会見で

失笑必至のネーミングもさることながら、発足1カ月も経たないうちにその実態が「(ほぼ)全員“不適格”内閣」であることが判明した第4次安倍改造内閣。なかでも、国税への100万円口利き疑惑のほか疑惑が湧き水のように吹き出した片山さつき地方創生担当相や、「質問通告なかった」「PC打たない」発言で一躍“無能大臣”として名を馳せた桜田義孝五輪・サイバーセキュリティー担当相に注目が集まったが、このほかにも閣僚の問題が続出。

入閣後すぐに「教育勅語は普遍性をもっている部分がある」という発言が問題となった柴山昌彦文科相にもち上がったバスツアー利益供与・公選法違反疑惑に、茂木敏充経済再生相の日本リラクゼーション業協会との癒着疑惑、吉川貴盛農水相の太陽光発電所の新設をめぐる口利き疑惑、渡辺博道復興相の補助金受給企業からの寄付問題、平井卓也IT担当相の談合企業からの献金問題と、宮腰光寛沖縄北方担当相にいたっては談合企業からの献金問題にくわえ、酒に酔って議員宿舎内のほかの議員の部屋を“全裸でピンポンダッシュ”したという過去の醜態まであきらかになった。

しかも、この内閣、差別主義者と歴史修正主義者だらけの「(ほぼ)全員ネトウヨ内閣」でもある(詳しくは過去記事参照→安倍首相が組閣で本性全開! 杉田水脈レベルの差別主義者と歴史修正主義者だらけの“ほぼ全員ネトウヨ内閣”)。稲田朋美元防衛相や杉田水脈議員のようなトンデモ極右・差別発言がいつ飛び出してもおかしくはなく、来年も先が思いやられるのである。

(編集部)

参照元 : LITERA


今年の安倍は嘘のミルフィーユ状態! 2018年・安倍首相がついた真っ赤な嘘とインチキ総まくり(後編)

2018.12.28



リテラ年末恒例・安倍首相による「大嘘」振り返り企画。前編ではまず8つの嘘をお届けしたが、後編ではさらなる嘘・インチキを紹介したい。昨年の森友・加計問題に続き、今年もすごかったのが疑惑に関する嘘。公文書改ざんに「首相案件」問題、無能外交、そして「ケチって火炎瓶」など問題や疑惑が噴出し、そのたびにデタラメやインチキを重ね、嘘八百を並べ立てた。嘘に嘘を重ねる“嘘のミルフィーユ”状態の安倍首相の大嘘2018後編7本をご一読あれ!

◎大嘘その9
「国有地の払い下げか認可について、私や私の妻や事務所が関われば、責任をとると言うことを申し上げたわけでございます」
2月26日、衆院予算委員会


昨年、安倍首相が国会で宣言した「私や妻が関係していたということになれば、私は総理大臣首相も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」という発言を忘れた人はいないだろう。ご存じの通り、昭恵氏付きの秘書だった谷査恵子氏は財務省に“口利きFAX”を送信、その後これらはすべて叶えられるという満額回答を引き出していた。つまり昭恵氏は「関係していた」のは明々白々で、さっさと総理も国会議員も辞めていただかなくてはならないのだが、それを安倍首相は「国有地の払い下げか認可に関わっていたらの話」だと主張しはじめたのである。

しかも、だ。5月28日の参院予算委員会ではさらにこう答弁した。

「贈収賄ではまったくないってことは申し上げておきたい。そしてそういう、私は文脈のなかにおいて(自分や妻が)一切関わってないということを申し上げているわけでございます」

「関係していたら辞める」と言っていたのが、いつのまにか「金品の授受という意味で関わっていない」と後出しジャンケンで発言を修正してくるとは……。だが、この苦し紛れの姑息な答弁修正は、昭恵夫人のかかわりを安倍首相が認めていることの何よりの証明だろう。

◎大嘘その10
「(改ざん前文書が存在することは)11日に報告を受けた」
3月14日、参院予算委員会


森友の決裁文書が改ざんされていた──今年3月2日に朝日新聞のスクープによって発覚した公文書改ざん問題。これは間違いなく戦後日本の歴史のなかでも類を見ない深刻かつ重大な国家犯罪であり、民主主義の根幹を揺るがす大問題だが、当初、安倍首相は「捜査に影響する」などと言い逃れ、麻生太郎財務相も「6日に調査結果を出す」と言いながら直前になって「捜査が終わらないと個別な調査がなかなかしにくい」と文書の開示を拒否する予防線を張る動きを見せていた。しかし、週末金曜日の9日になって近畿財務局で直接改ざんを命じられた職員の自殺が伝えられると、財務省は「書き換え」を認める方針を打ち出し、週明け月曜の12日に改ざん前文書の公表へといたった。

そんななか、安倍首相は改ざん前文書が存在することを公表の前日である「11日に報告を受けた」と答弁したのだが、これが大嘘であることがすぐさまバレた。菅義偉官房長官が6日には安倍首相も「承知」していたと認めたのだ。

そもそも、改ざんの事実を安倍首相が今年3月6日に知ったなどということもあり得ず、むしろ安倍官邸が改ざんを主導したとしか考えられないのだが、この「11日に知った」という答弁が嘘だと判明してからも、安倍首相は開き直って「事実関係を確認できるのは財務省だけ」「私たちがそれを乗り越えて確認できない」と強調したのである。

普段は「強いリーダーシップを発揮する。これがトップである私の責任だ」などと言うくせに、不都合な問題では「事実の確認」さえできない。それが安倍総理の実態なのだ。
 
◎大嘘その11
「前川前次官ですらですね、京産大はすでに出していたんですが、そのことはまだ準備がまだ十分じゃないという認識の上に、熟度は十分ではないという認識の上に、加計学園しかなかったとおっしゃっていたわけであります」
5月14日、衆院予算委員会


平気で嘘をつくだけではなく、自分が貶めてきた相手を都合よくもち出して正当化の材料に使うとは……。もちろん、前川喜平・元文科事務次官が京都産業大学よりも加計学園のほうが獣医学部新設計画の熟度が上だったと認めたことなど一度もなく、安倍首相のこの答弁のあとに前川氏が発表したコメントでも〈2016年10月17日の京産大の提案内容を知らされていない私が、加計学園の提案と京産大の提案とを比較考量することは不可能〉と反論。同時に、安倍首相が「前川前次官も含め、誰一人として私から国家戦略特区における獣医学部新設について何らの指示も受けていないことがすでに明らかになっている」と強弁しつづけていることに対しても〈私は加計学園の獣医学部の平成30年度新設が安倍首相自身の強い意向だという認識を持っていました〉とし、〈安倍首相が加計学園の獣医学部新設に自分が関与していないと主張するための材料として、私の名前に言及することは極めて心外であり、私の名前をこのように使わないでいただきたいと思います〉と釘を刺したのだった。

だが、こうした反論を受けていながら、その後も安倍首相は何食わぬ顔で前川氏の名前を出して「私から指示を受けたり依頼を受けた人は一人もいない」と言いつづけている。ゲッベルスが言ったとされる、「たとえ嘘であっても100回聴かされれば真実と思い込むようになる」という言葉を地でゆく首相……恐ろしさしかない。

◎大嘘その12
「かつてですね、私がNHKに圧力をかけたという、まったくこれは捏造の報道をされたことがあります。そして朝日新聞は検証したんですが、私が圧力をかけたという事実を掴めることができなかったという検証だった。でも、彼らが間違ったとは一度も書かない。で、私に一度も謝らない」
2月13日、衆院予算委員会


総理大臣がメディアを名指しして猛批判を繰り広げる下劣さに慣らされつつあるが、今年も安倍首相は国会で朝日新聞バッシングを展開。とくに聞き捨てならなかったのは、この発言だ。

安倍首相がここでもち出したのは、いまから13年前の2005年に朝日が報じたNHK番組改変問題のこと。日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷を取り上げたETV特集『問われる戦時性暴力』の放送直前に内閣官房副長官だった安倍氏らが放送直前に政治的な圧力をかけ、その結果、番組が改変されたと2005年1月に朝日が報じた問題だ。当時、安倍氏は各局の番組に出演しては圧力をかけたという事実の否定と朝日批判を繰り返し、自民党は朝日への選挙広告の出稿もストップ。当初は強気な姿勢だった朝日も、同年9月に取材が不十分だったとする記者会見を開くにいたった。

しかし、朝日が弱腰になっただけで、安倍氏が番組に圧力をかけたことは事実だ。現に、同番組の取材を受けた市民団体が NHKを訴えた裁判の控訴審判決では、裁判長が「制作に携わる者の方針を離れて、国会議員などの発言を必要以上に重く受け止め、その意図を忖度し、当たり障りのないよう番組を改変した」と指摘。さらに判決理由の要旨では「安倍氏は、いわゆる従軍慰安婦問題について持論を展開した後、NHKが求められている公正中立の立場で報道すべきではないかと指摘した」とされている。

しかも、朝日は安倍氏らが圧力をかけたことを裏付ける証言を番組放送時のNHK放送総局長から得ていた。その中身を公表したジャーナリストの魚住昭氏のレポートによれば、放送総局長は安倍氏らとの面談について「脅しとは思った」「圧力とは感じる」と述べた上、安倍氏との面会時の様子を、こう証言している。

「先生はなかなか頭がいい。抽象的な言い方で人を攻めてきて、いやな奴だなあと思った要素があった。ストレートに言わない要素が一方であった。「勘ぐれ、お前」みたいな言い方をした部分もある」

「勘ぐれ」──。安倍首相が恫喝のために吐いたこの一言は、いわば「忖度しろ」と言っているのと同じだ。加計学園問題における「総理のご意向」という言葉が思い返されるようだが、安倍首相はこうやって昔から、直接的な指示ではなく「勘ぐれ」というような直接的ではない脅し文句によって、圧力をかけたり忖度を引き出してきたのではないのか。

NHK番組改変問題は安倍首相が言うような「捏造の報道」などではけっしてなく、安倍首相が番組に介入し圧力をかけたことは紛れもない事実だ。「私に一度も謝らない」と言う前に、自分がついた数々の嘘について、まずは国民に謝るべきだろう。

◎大嘘その13
「これはむしろ私が関わりがあるということではまったくなくてですね、私は一切の関わりを断ってきたなかにおいて発生した事件であるわけであります」
7月17日、参院内閣委員会


今年、ネット上で大きな話題となった“安倍ネタ”といえば、やはり「#ケチって火炎瓶」問題を忘れるわけにはいかない。

ごく簡単に説明すると、1999年におこなわれた下関市長選をめぐり、安倍事務所が暴力団とも関係が深い前科8犯のブローカー・小山佐市氏に選挙妨害を依頼。その後、安倍事務所は男と交わした“見返り”の約束を破ったため、翌2000年に男は暴力団員を使って安倍邸を放火。その後、2003年に小山氏が逮捕された。

それが今年、ジャーナリスト・山岡俊介氏が2月に出所したばかりの小山氏との接触に成功。安倍首相が選挙妨害に関与していた“決定的物証”を手に入れたため、ネット上では大きな話題となったのだ(詳しくは過去記事を参照→ 安倍事務所が暴力団に通じる人物に選挙妨害を依頼していた決定的証拠! 「安倍代議士に選挙妨害を報告」の記述も安倍首相は選挙妨害を依頼した前科8犯の男と密室で何を話したのか? 全容が記録された秘書の署名捺印入り文書が)。

そして、この問題を、“みなさまの鉄砲玉”こと山本太郎議員が国会で安倍首相に追及。すると、安倍首相は“恐喝されても屈しなかったから火炎瓶襲撃の被害に遭った。むしろ自分は被害者だ”と主張したのである。

言い訳が「自分は被害者だ」とは、まるで森友問題で籠池泰典氏に対してとった態度を彷彿とさせるが、その主張の嘘まやかしもまったく同じだ。そもそも、小山氏は安倍事務所への恐喝については起訴猶予で釈放されている。また、仮にそれが恐喝まがいの要求だったとしても、問題なのはそれ自体ではなく、小山氏にそういう要求をさせた原因ではないか。小山氏が放火未遂に及んだのは、安倍事務所から依頼された選挙妨害を実行したのに、見返りの約束が果たされなかったからなのである。

実際、これは裁判でも認められている“事実”だ。2007年に出た判決公判で福岡地裁小倉支部の野島秀夫裁判長(当時)は、「(小山被告は)事件の1年前に行われた下関市長選挙に関して安倍総理大臣側に協力したのに金銭の要求を拒絶された。この恨みを晴らすとともに、暴力に訴えて多額の金銭を得ようとつきあいがあった組長に犯行を依頼した」と述べているのだ。

しかも、山岡氏の取材に応じた小山氏は、選挙妨害の詳細から見返りの約束の内容まで事細かに証言。見返りが実行されないことに業を煮やした小山氏サイドと安倍本人が直接面会して“秘密会談”をおこなったこと、さらには交渉内容を確認して署名捺印した記録文書を提示。そこには〈安倍晋三 秘書 竹田力〉というサインと捺印が入っている。──つまり、安倍事務所が依頼した違法な選挙妨害を口封じするために、安倍首相自身が小山の突きつけた要求に応じる約束をおこなっていたのだ。

「ケチって火炎瓶」とは言い得て妙だが、それにしても、反社会的勢力に通じた人間に選挙妨害を依頼する、そのダーティさにぞっとせずにはいられない。

◎大嘘その14
「今後とも県民のみなさまの気持ちに寄り添う」
10月12日、玉城デニー沖縄県知事との会談で


こう言ってから、わずか約2カ月後の12月14日、政府は辺野古の海に土砂を投入した。対話を拒否しまくった翁長雄志・前知事時代とは違い、安倍首相は表向き「対話路線」を強調したものの、たんに「対話には応じた」という既成事実をつくっただけ。県知事選で「辺野古新基地建設反対」を掲げて与党推薦候補に約8万票もの差をつけて玉城氏が圧勝した選挙結果を一顧だにせず、「気持ちに寄り添う」どころか気持ちを踏みにじり、牙を剥いてみせたのだ。

そもそも、安倍首相に「気持ちに寄り添う」つもりなどさらさらなかった。現に、今年1月5日に出演した櫻井よしこ率いるネトウヨ番組『櫻LIVE 新春スペシャル「安倍首相に華やかさくら組が迫る!」』出演時には、「(在沖米軍の)訓練はときとして迷惑になることもありますが、それを受け入れてくれる人がいて初めて、いざというときに対応できる」と発言。米軍の訓練が住民の生活に支障を与えているだけでなく命の危険さえ生じさせている事実が歴然と沖縄にはあるというのに、“いざというときのために我慢して受け入れろ”と安倍首相は投げつけているのだ。これは、本土決戦の時間稼ぎのために沖縄を捨て石にした、戦時中の発想そのものではないか。

安倍首相はミエミエの嘘をつかず、はっきり国会でも「沖縄は我慢しろ」と言えばいい。そうすれば、いかに安倍首相が国民の命を軽視しているか、その正体が多くの人に伝わるだろう。

◎大嘘その15
「(森友と加計問題については昨年の総選挙で)国民のみなさまの審判を仰いだところ」
9月14日、日本記者クラブでの総裁選討論会で


今年も山のように嘘を吐きつづけた安倍首相だが、もっとも仰け反ったのはコレだろう。昨年の解散発表時、安倍首相は森友・加計問題について「国民のみなさまに対してご説明もしながら選挙をおこなう」と明言したが、蓋を開けてみれば、選挙中は「街頭演説で説明するより国会で説明したい」と言い出し、選挙後は「国会において丁寧な説明を積み重ねて参りました」と開き直った。国民の審判など、ただの一度も仰いでないのだ。

だいたい、森友学園の公文書改ざんが発覚したのも、加計学園問題で愛媛県から「首相案件」と記した文書が見つかったのも、今年に入ってからの話。なのに、全部ひっくるめて「昨年の総選挙で国民の審判を仰いで圧勝しましたけど何か?」と言わんばかりにふんぞり返ったのである。

いま、永田町では、安倍首相が来年、衆参同時選挙に打って出るのではないかという噂が流れている。選挙で改憲のカの字も出さなくても、この男は「国民の負託に応える」などと言って一気に改憲へと突き進むだろう。選挙で止めなくては、嘘とデタラメでどこまでも暴走する。そのことをけっして忘れてはいけないだろう。

今年、安倍首相がついた嘘はこれだけにかぎらないのだが、いかがだったろうか。

だが、安倍首相は「稀代の嘘つき」であるだけでなく「知性や品性のなさ」、はっきり言うとバカ丸出しかつ人間性を疑わざるを得ない無神経さという問題がある。そして、今年もそうした発言が大量にあった。次の記事では、そうした「バカ丸出し&人格破綻」発言集をお送りしたいと思うので、ご期待いただきたい。

(編集部)

参照元 : LITERA

【これまでの安倍首相がついた真っ赤な嘘とインチキまとめ】
安倍:『外国人労働者の拡大を検討すると言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『2014年の1月に東電が放射性ストロンチウム濃度を公表できないと隠蔽したな、あれは本当だ』

安倍:『有効求人倍率が1.0倍に回復したと言ったな、正規は減って増えたのは非正規だ』

安倍:『正規雇用減少の政策を推進すると言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『サヘル安定化支援に87億円を2014年の3月までに提供すると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『アフリカ支援倍増して円借款を20億ドル(2100億円)にするといったな、あれは本当だ』

安倍:『地下水汚染濃度が220万ベクレルを超え最悪値を更新したと報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『福島第1原発の井戸で最高値240万ベクレルの過去最高値を記録し上昇が止まらないと報じられたな、これも本当だ』

安倍:『特定秘密の基準を検討する会議の座長にナベツネを起用すると報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『前安倍内閣で最後の一人まで払うと言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『竹島の日式典を開催すると約束したな、2014年に関してもあれは嘘だ』

安倍:『インドへ円借款2千億円供与を表明したと発表されたな、あれは本当だ』

安倍:『細川元総理に1億円借入問題があるといったな、あれは嘘だ』

安倍:『道徳を教科化するといったな、道徳教育が必要なのは俺だ』

安倍:『NHKは何の権力にも囚われない公正中立な報道をして欲しいと言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『原発の使用比率は減らしていくと言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『2014年2月22日に人間ドックを受けに行ったな、その日は竹島の日だ』

安倍:『自民党になって給料が上がったと言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『民主党時代は給料が下がったと言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『多くの経営者が景気回復を実感していると言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『ワタミが最低賃金でアルバイトを募集していた話が国会で出たときワタミは逃亡したな、あれは本当だ』

安倍:『南京大虐殺はないといったな、あれは嘘だ』

安倍:『従軍慰安婦問題の対米のロビー活動で7,000万どぶに捨てたと報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『南京大虐殺はないといったな、あれは嘘だ』

安倍:『リストラ助成金をリストラされた社員ではなくリストラした会社にやるといったな、あれは本当だ』

安倍:『甥がフジテレビにこね入社したな、あれは本当だ』

安倍:『アベノミクスのせいで円安となり貿易赤字が拡大していると報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『アベノミクスのせいで円安となり連続経常赤字も拡大しているなと報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『年金を投機的に運用すると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『GDPが1%増加したと報じたな、あれは嘘だ』

安倍:『政府公報の予算を使って復興に批判的な記事が目立つ被災3県の新聞を黙らせたな、あれは本当だ』

安倍:『復興が前に進み始めたと言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『311の追悼式を被災地ではなく東京でやって被災地を怒らせたな、あれは本当だ』

安倍:『子育て支援を充実させると言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『AKB48の秋元康を東京五輪の総合プロデューサーにすると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『雇用契約に解雇の可能性を明記すると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『マスコミ各社の社長たちと会食を重ねていると報じられているな、あれは本当だ』

安倍:『報道の自由のランキングにおいて韓国に負けたな、あれは本当だ』

安倍:『報道の自由のランキングにおいて先進国で唯一顕著な問題のある国になったな、あれは本当だ』

安倍:『関東の子供の尿の7割からセシウムが検出されたな、あれは本当だ』

安倍:『子供を産むのは国家に対する最大の貢献と自民の議員が言ったな、公明党GJ』

安倍:『ソマリアの反政府勢力を鎮圧するために4,000万ドル支援すると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『河野談話は検証はするといったな、あれは嘘だ』

安倍:『移民を毎年20万人受け入れると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『移民を50年で1,000万人受け入れるとも言ったな、それも本当だ』

安倍:『上野千鶴子の講演会を俺の友達である山梨市長が急遽中止させたな、あれは本当だ』

安倍:『消費税増税前に経団連の会長たちとゴルフとしたな、あれは本当だ』

安倍:『福祉を充実させると言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『所得税を増税するとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『しかし所得税の納税額上限を2億円にする富裕層優遇策を検討していると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『内閣改造をちらつかせ俺にNOを言えない環境を作っていると報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『天皇から授かる勲章を初めて私的利用し自民党の清和会関連だけにしたな、あれは本当だ』

安倍:『献金を受け取らないと言った自民党の田村憲久が1億3000万を超える献金を受け取っていたな、あれは本当だ』

安倍:『いいともに出演すると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『いいともの出演は日枝久会長主導によるものでタモリや制作現場は寝耳に水と報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『東電の除染費用3兆6000億円を全額国の負担にすると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『メディアがどんな取材をするのか事前に調査していることがばれたな、あれは本当だ』

安倍:『近年まれに見る水準の給料アップが実現しつつあるといったな、あれは嘘だ』

安倍:『オートバイ事務局長である三原じゅん子が無免許だと報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『ウクライナに1000億円規模の支援をすると言ったな、本当は1500億だ』

安倍:『カジノ法案と共にマルハンが動き出していると報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『2013年の休廃業・解散が2万8943件となり過去最多を記録したな、あれは本当だ』

安倍:『アンダー・コントロールは決して収束したという意味ではないと国会で言ったな、あれは本当だ』

安倍:『アンダー・コントロール発言は五輪を任せられないと言う雰囲気を払拭するためと国会で言ったな、それも本当だ』

安倍:『アンダー・コントロールとは事実を掌握して対応していると言う意味と各界で言ったな、これも本当だ』

安倍:『旧日本軍による捕虜虐待問題についてオランダにも和解事業をやると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『NHKが黒字なら10%値下げをすると言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『2014年3月にリーマンショック後最大1987年のブラックマンデー規模の売り越しがあったな、あれは本当だ』

安倍:『5年間で2兆円規模のODAをやると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『流出したトリチウムの濃度は11倍になったと報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『住民税を増税するとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『相続税増税するとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『高齢者医療費負担増をするとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『診療報酬引き上げをするとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『40歳から64歳までの介護保険料引き上げをするとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『児童扶養手当を減額するとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『ガソリン代リッター5円UPするとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『高速料金を大幅値上げするとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『ETC割引縮小するとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『公務員給与を減額停止するとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『軽自動車税は1.5倍の10800円に値上げするとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『未だに原発を海外に売り込もうとしていると報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『しかしその放射性物質は最終処分場すら日本にないのに日本で引き取ることになっているな、それも本当だ』

安倍:『その上事故を起こした場合日本国民の税金から支払う約束になっていると報じられたな、これも本当だ』

安倍:『実際米国は欠陥品だった原発を販売したとして三菱重工に賠償請求をしていると報じられたな、これも本当だ』

安倍:『韓国語で朴大統領に話したが見事に滑ったな、あれは本当だ』

安倍:『社員の発明は企業のもにするとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『NHKの籾井は経営実績が評価されたと言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『島根原発のデータが表示されないトラブルがあったと報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『たばこを5%増税するとは言っていないな、でも実行だ』

安倍:『タンク近くの地下水の汚染濃度が2014/3/21を基準に翌日には11倍になったと報じられたな、あれは本当だ」

安倍:『専門家が志賀原発の活断層は否定できないといったな、あれは本当だ』

安倍:『厚労省が再計算したら福1の緊急作業員142人の被曝線量が東電算出のものを超えていたな、あれは本当だ』

安倍:『福島原発事故の避難指示地域を一部解除すると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『しかし内閣府が福島原発事故の被曝線量を公表しなかったな、だってやばすぎるもん』

安倍:『全国の火山学者が巨大噴火被害リスクNo.1の川内原発を真っ先に再稼働と言ったな、あれは本当だ』

安倍:『非正規雇用が37.6%、働いているのに年収200万に届かない貧困層が1090万人増加したな、あれは本当だ』

安倍:『東電の汚染水漏れ調査を原因不明のまま打ち切ると報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『年金業務監視委員会を廃止するとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『ワタミ裁判で社員が自主的に傍聴しに時間前にならんだに過ぎないといったな、あれは嘘だ』

安倍:『8000年続いた捕鯨をやめると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『消費税が5%から8%になり105円が105.8円になると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『消費税還元セール表示阻止のための市民監視団を導入するとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『捕鯨敗訴で政府代表が俺に厳しい叱責をされたと報じられたな、任命したのは俺だ』

安倍:『いかなる行政分野でも広く世界と交わりながら最善の判断をしてほしいといったな、あれは本当だ』

安倍:『中国移民が実は急増していると報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『ミャンマーの債務5000億をチャラにし910億円のODAをはじめるとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『年金のアクティブ運用をGSなど3社に頼むとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『エネルギー基本計画から福1の深い反省を削除していたと報じられたな、あれは本当だ』

安倍:『桜の女王達に囲まれ『両手に花だ』とデレデレしていたな、あれは本当だ』

安倍:『年金を先物で運用すると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『年金は64歳まで払わせることにすると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『主婦年金を廃止すると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『配偶者控除を廃止すると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『この春こそ収入アップを国民に届けたいと言ったな、あれは嘘だ』

安倍:『消費税は10%以上にして今度こそ全額社会保障に使うと約束したな、あれは嘘だ』

安倍:『愛国心とは国を愛する心を育むことだと言ったな、あれは嘘だ』

安倍「仲井真に日米地位協定を見直すと約束したな、あれは嘘だ』

安倍:『外国人の技能実習制度を最長3年から5年にするといったな、あれは本当だ』

安倍:『外国人の技能実習制度において再入国も求めると言ったな、それも本当だ』

安倍:『難病患者の本人負担を大幅に引き上げると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『道州制基本法案を提出すると言ったな、あれは本当だ』

安倍:『消費税視察のために東急デパートを視察するといったな、あれは嘘だ』

安倍:『しかし買い物は中止になったとディスインフォメーションを流し、より高級な日本橋三越に行ったな、あれは本当だ』

安倍:『三越店内では記者クラブの代表(スチール1社、ムービー1社)しか取材させなかったな、情報は完全にコントロールだ』


【国民の反対の声を無視して実行する独裁主義の安倍晋三】

安倍:『固定資産税を増税とは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『贈与税を増税するとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『年金支給額を0.7%減額するとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『国民年金量を引き上げるとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『厚生年金保険料を引き上げるとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『高齢者の国民保険料を引き上げるとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『石油石炭税を増税するとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『電力料金を大幅値上げするとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『ガス料金も大幅値上げするとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『自動車重量税を増税するとは言わなかったな、でも実行だ』

安倍:『原付バイクの税金を倍にするとは言わなかったな、でも実行だ』

ここまで国民を騙し、国民の税金を海外にばら撒き、庶民の生活を苦しめ、売国行為を繰り返した総理大臣は安倍晋三以外いない。歴史に名を遺す国賊である。



2018年12月20日木曜日

しばき隊「男組」組長の添田充啓(高橋直輝)が死亡!口封じに消された可能性!?

「男組」組長の添田充啓氏が病気療養中に容態が悪化?して亡くなったそうです。



添田充啓(高橋直輝)と繋がりのあった香山リカ氏が、ツイッターにて添田充啓は病死したと書いてますが、辺野古基地妨害で逮捕され、保釈後、重病には見えなかったので、病死は不自然である。

女性からセクハラ行為を告発され、活動家仲間たちから一気に信用を失ったため、メンタル崩壊し、自殺したのか?それとも消されたのか?



知ってはいけないことを知ってしまったため、警察に色々と喋った為、口封じに消されたのか?沖縄基地問題に纏わる事情に口を挟むと本当にヤバい!?






▼沖縄で警察官に食って掛かる様子の添田充啓(右)











▼弁護士から5万円の支援金を貰い辺野古に派遣か?









彼は精神を患い自殺した可能性は低い。逮捕時に色々と喋った為、口封じに消された可能性が高い。米国が絡んだ事案は本当にヤバいようです。彼らの活動は八百長だと思うが、秘密を喋られると都合が悪い黒幕がいる?

邪魔者は消せということなのか?彼は巨大なバック(黒幕)の怒りを買ってしまったのだろうか?真相は謎のまま迷宮入りしてしまうのか?

2018年12月5日水曜日

【日本崩壊のカウントダウン】超悪法の「水道民営化」法がついに成立!料金高騰や水質悪化懸念

水道法改正案、6日にも成立

2018/12/5(水) 4:55配信



水道事業の経営基盤の強化を目的とした水道法の改正案が、参議院の厚生労働委員会で、与党などの賛成多数で可決されました。

「本案は多数をもって、原案どおり可決すべきものと決定」(石田昌宏厚労委員長)

水道法改正案は、水道事業の経営基盤を強化するため、自治体が水道施設を保有したまま民間企業に運営権を委託する「コンセッション方式」を導入することなどが柱です。

今回の法改正について野党側は、「水道の民営化だ」と指摘。水道料金の値上げや水質悪化などのおそれがあるとして反対していました。

改正案は5日の参院本会議で可決された後、改めて衆議院でも採決されて、6日にも成立する見通しです。

参照元 : TBSニュース












水道「民営化」法、成立へ 野党、料金高騰や水質悪化懸念

2018年12月4日 19時39分



自治体が水道事業の認可を受けたまま、運営権を民間企業に委託する「コンセッション方式」の促進を盛り込んだ水道法改正案は4日の参院厚生労働委員会で、与党や日本維新の会などの賛成多数で可決された。5日の参院本会議で可決され、衆院の審議を経て今国会で成立する見通し。現行法は「水道事業は原則、市町村が経営」と規定しており、大きな転換点となる可能性がある。

政府側は「官民連携は選択肢の一つ」と主張したが、立憲民主党などの野党は、実質的な民営化で料金高騰や水質悪化を招く恐れがあると反対した。

参照元 : 共同通信






民営化では水道事業は守れない

2017年06月11日 08:56

「種」の次は「水」なのか。

この番組では、今国会で森友学園や加計学園問題の裏で、天下の大悪法の数々が、さしたる審議も経ずに次々と成立していることへの警鐘を鳴らしてきた。

単なる悪法なら、後に法改正して元に戻すことも可能かもしれない。しかし、今国会で審議されている「天下の大悪法」は、種子法改正案や共謀罪に代表されるような、日本社会に不可逆的な影響を与える国家100年の計に関わる法律と言っても過言ではないものが多い。

水道の民営化を推進する水道法改正案も、そんな法律の一つだ。

確かに今日の日本の水道行政は多くの問題を抱えている。ちょうど高度成長期に整備された水道網が40年の耐用期限を迎え、今や全国で交換が必要な水道管は8万キロに及ぶという。今も少しずつ更新は行われているが、水問題に詳しいジャーナリストの橋本淳司氏によると、現在のペースで交換していくと、交換に130年かかるそうだ。

基本的に自治体が運営する公営の水道事業は料金の値上げに地方議会の承認を必要とする。そのため、値上げが容易にできない。おかげで日本は、安い料金で、蛇口を捻ればそのまま飲める良質の水道がいつでも出てくるという、世界が羨む水道サービスを長らく享受できたわけだが、それが逆に水道管更新のための積み立て金不足という形で今、火を吹き始めている。

今後、人口減少や節水家電の普及により有収水量(水道の利用量)は減っていくことが予想されるため、更なる収益減が避けられない。水道管を引かなければ水を供給出来ない以上、住民が点在し人口密度が低い過疎の地域では、一人あたりの水道サービスのコストは自ずと上がってしまう。日本でもっとも大幅な水道料金の値上げが必要になると考えられている青森県の深浦町は、既に水道料金は全国平均よりも遙かに高い6,000円(20立方M/月)だが、それが2040年には更に3倍近い1万7,000円まで上昇するとの試算が出ている。

耐用年数を迎えた水道管を更新し、これからも良質な水を提供し続けるためには、料金を大幅に値上げする必要があるが、水道事業を運営する地方自治体も地方議会も、公営水道料金の大幅値上げは住民の不評を買う可能性が高いため、できれば避けたい。

そこで出てきたのが、水道民営化というウルトラCだ。

これまでも水道利用量の検診など水道局の業務の一部を民間企業に委託する「部分民営化」は徐々に進んでいた。しかし、今回の法改正によって「コンセッション方式(公共施設等運営権方式)」と呼ばれる、いわば水道事業の「丸投げ」が可能になる。コンセッション方式は、水道施設は自治体が所有したまま、その運営権全体を民間に売却する形をとる。

法案を担当する厚労省では、民営化によって事業の効率化などが期待できると主張するが、民営化をすれば良質な水道環境を維持できるというシナリオは、「神話」に過ぎないと橋本氏は警鐘を鳴らす。

水道事業運営のノウハウは、ヴェオリアやスエズなど海外の巨大企業が握っている。民営化することで部分的には今よりも効率化が図られる可能性はあるが、基本的に民間企業は利益が出ない事業はやらない。また、水道網の整備などのコストは、水道料金で回収されることになる。しかも、水道事業は附帯事業がほとんど期待できないため、民営化のメリットは限定的とみられる。

橋本氏は今回の水道民営化の背景には、日本企業が海外の水ビジネスに参入したい思惑が隠されているとの見方を示す。実際、世界の水ビジネスの市場規模は現在の70兆円から2025年には100兆円になると言われおり、経産省はその6%を取りに行くことを目標にしているという。そのために、まず日本国内で民間企業に水道運営に参入の機会を与え、水ビジネスのノウハウを蓄積させようというのが、今回の水道民営化推進の真の思惑だと橋本氏は指摘する。

いずれにしても、民営化をすれば国内の水道事業が、これまで通り安くて良質なサービスの継続が自動的に期待できるわけではない。無論、水道インフラの更新には、誰がやろうが一定のコストはかかるが、公営水道の時代に比べて、料金の値上げも容易になる。そればかりか、民営化によって人間の生存に不可欠な水が外国企業によって牛耳られることになる恐れもある。

橋本氏は地域によっては水道料金が高すぎて人が住めなくなる自治体が続出する可能性もあると言う。また、割高な水道を放棄し、自分たちで独自に雨水や地下水を引いて水源を確保する自治体も出てくる可能性もある。実際に、そのような試みが一部では始まっている。

雨の降り方や地形はそれぞれ地域特有のものがある。だからこそ水道事業は自治体ごとに分かれて運営されてきた。その水道を「不純な動機」で民営化した場合のメリットとリスクは、法案を通す前に十分に議論され、国民的合意を得る必要がある。水道民営化のリスクに警鐘を鳴らす橋本氏とともに、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

参照元 : blogos





売国安倍政権がついに日本破壊の悪法を成立させた。水道民営化は特に麻生太郎が推進してきた。

こいつらは日本の資源を民間に売り飛ばし、日本を無茶苦茶にしようとしてる。

水質悪化の心配や、水道業者によって料金を自由に上げられる恐れがある。外資に握られたら、国を乗っ取られる危険性。




そもそもなぜ今さら水道に拘るのか?という基本的な部分ね、実はこれ麻生、いや日本のコア部分に関わる問題なんです。

何と!麻生太郎の娘・彩子はロスチャイルド・フランス分家に嫁いでいる。



そのロスチャイルド・フランス分家傘下に水道事業者「ヴェオリア」社。
※既にヴェオリア社は日本の水道事業に寄生開始している
水道民営化 内閣推進部署にフランス系水メジャーの利害関係者がいました!

いや~、残念ですねぇ。そしてさらに…

麻生太郎の妹・信子は三笠宮に嫁いでいる。これつまり『天皇家とロスチャイルド家が親戚』って事ね。

コンビを組み続けているアベシ、これまた麻生と親戚関係
※家系図 → 安倍家と麻生家の家系図を辿ってわかった歴代総理の異常な親戚関係



これらの事実だけで、日本の真の姿・昨今のキチガイ不可解グローバル路線を説明できるような?知らない人はショックかも?

<ネットユーザーの反応>
「あ、やっちゃったw 移民法と言いこれと言い、絶対通しちゃいけない法案だと思うんだがなあ…。」

「さすがグローバル企業至上主義の移民党。日本の国益なんてニの次どころか三の次!」

「売国移民党だもんな」

「中国人に買われて終わりやろなこの国w」

「移民はやって来るし水道はシナに乗っ取られるし、この国どうなっちゃうの?」

「日本の水道料金2倍にするとか無茶苦茶だろ!この政権」

「TPPにしかり売国だな自民党は」

「そして外国の水道会社が移民を使う訳ですよ」

「金の為ならなんでもするよ」

「結局腐れ麻生の懐を潤すのか。下らないことやるなよ。」

「この国ヤバすぎるぞ…今の政権になっていよいよ崩壊の二文字が見えてきた…」

「これはまじでやばいやつやん…」

「水に毒を混ぜるテロが流行るかな。水源屋のミネラルウォーター利権だろうか。日本の水道水も飲めなくなりそうだ」

「役人が料金を上げるよう指示をして、文句が出たら業者がやったことだからと逃げるための施策だな」

「水源地を中国人に買われてる北海道 \(^o^)/オワタ」

「NHKやガスのように徐々に値段が上がっていくんでしょ」

「いずれ水戦争が起きるなんて言う人は多いけど、結構近いのかもしれんねー」



この水道民営化の恐ろしいことは、絶対に民営会社が損をしない事。赤字が出たなら自治体に補てんできる。お前らの税金から出す。

例え黒字でも赤字だ利益が上がらねー。ゴーンみたいに金俺に金と赤字だ赤字だ。利益ある黒字にも関わらず隠し、赤字だから自治体補てんしろが出来てしまう。

一旦民営化したなら、民営化会社に自治体が補償しなきゃいけない。こんな恐ろしいことが出来る。

この水道民営化、まあ、2倍どころの水道料金ならオンの字だと思えよ。フランス民営化では料金だけ上がり水質悪く成り、住民激おこでまた公営になった。

しかし民営会社に補償は続くだとよ。