2015年7月28日火曜日

ジャーナリストの安田純平氏がシリアで拘束されたのに”シラをきる”菅官房長官と岸田外相 情報を隠蔽する安倍政権

安田純平氏がシリアで拘束されるも、安倍官邸が安保法制への影響を考え情報を隠蔽!?

2015.07.13



数日前からネットでジャーナリストの安田純平氏がシリアで拘束されたという情報が流れていたが、本サイトの取材では、これはどうやら事実のようだ。

安田氏は6月下旬の段階で、ツイッターの更新が途絶えていた。
 
「ISに拘束された可能性がきわめて高く、政府も7月はじめにはこの事実を把握していたようです」(官邸担当記者)

【編集部注:7月13日22時1分、情報を訂正・更新します。当初、安田氏はISに拘束された可能性が高いとの話でしたが、記事配信後、別のイスラム過激派組織であるとの有力情報が得られました。】

ところが、菅義偉官房長官は9日の会見でこの情報を質問されると、「拘束されたとの情報には接していない」と否定。岸田文雄外相も「少なくとも現在、邦人が拘束されたとの情報は入っていません」「(安田氏がシリアに入ってることも)確認していない」とシラをきった。なぜか。

前出の官邸担当記者がこう語る。

「もちろん安保法制の国会論議への影響を考えてのことです。今の段階で下手に情報が出れば、強行採決がふっとびかねない。だから、隠せるだけ隠そうということでしょう。今後も、政府は後藤さんのときと同じで人質交渉をする気なんてないでしょうね。そのまま放置して、もし発覚したら、逆に『だからこそ安保法制が必要だ』という論議にすりかえる構えでしょう」

あいかわらず、国民の命を何とも思っていない安倍政権らしいやり口だが、不可解なのは、メディアの対応だ。ここまで情報が流れ、会見でも質問が出ているのに、政権幹部に否定されると、新聞やテレビは、一行たりとも一分たりとも報道しない。

いったいこの国はどうなってしまっているのだろう。なお、この問題については、引き続き取材中なので、さらに詳しい事実関係がわかり次第、報告したい。

(編集部)

参照元 : LITERA




安田純平氏のシリア拘束で政府は? 懸念されるイスラム国人質事件の対応の繰り返し

2015.07.18



ジャーナリストの安田純平氏がシリアで消息を絶ったという問題は昨日、CNNでも報道された。本サイトがつかんだ情報では、ISとは別のイスラム過激派に拘束された可能性が高く、ヌスラ戦線などの名前も取沙汰されているが、いずれにしても、一刻も早い情報収集、状況把握、解放交渉が必要な切迫した事態であることはたしかだろう。

しかし、日本政府の動きは鈍い。いや鈍いどころか、何か手を打っている気配もない。大手マスコミも菅義偉官房長官の「拘束されたとの情報に接していない」の一言で、これを一切報じていない。

この状況を見ていて思い浮かぶのはやはり、先のイスラム国人質事件だ。あの事件では、後藤健二さんと湯川遥菜さんという2人の人質が惨殺されたが、日本政府の対応は無策どころか、むしろイスラム国を挑発し、事態を悪化させるものだった。

最近出版された『検証「イスラム国」人質事件』(朝日新聞取材班/岩波書店)でその詳細が描かれているので、同書を紹介しながら、改めて事件を振返ってみたい。責任はどこにあるのか、政府は何をすべきだったのか、何をしなかったのか。安田氏の拘束が濃厚となった今、それを検証することが、安田氏救出のヒントとなるはずだ。

イスラム国事件では2015年1月20日、イスラム国側が2人の殺害予告映像を流す以前に政府がどう対応したかが重要だった。イスラム国の人質となり、その後解放された人々は全員、映像公開以前の水面下での交渉の結果だった。そしてオレンジ色の拘束服を着せられ映像を公開された人質は全員殺害されていたからだ。

そもそも14年8月中旬に拘束された湯川さんは解放される可能性が極めて高かった。湯川さんが拘束された際、イスラム国のオマル・グラバ司令官は政府ではなくジャーナリストの常岡浩介氏と元同志社大学教授の中田考氏に連絡を取っている。

「オマル氏が常岡氏に伝えたのは、湯川さんにはスパイ容疑がかかっており、裁判をしようと思っているが、湯川さんは英語もアラビア語もできないため意思疎通がとれない。そこで、通訳と立会人が必要だ」

2人は要請を受け、同年9月3日にラッカに向け日本を出発した。経由地のイスタンブールでは外務省職員4、5人に「行かないでください」と諭されたが、しかし2人はシリア入りした。当初から既に政府、外務省は2人のイスラム国接触を妨害したのだ。相手の手の内には湯川さんと言う日本人人質がおり、その救出可能性があるにもかかわらずだ。

さらに重要なのは、この時点でオマル司令官は湯川さんについて「身代金は取らない。処刑はしない」と常岡氏に明言していることだ。

「イスラム法にのっとって裁かれ、無罪にならなくても殺されるよりはましだし、交渉すれば解放の可能性はある」

常岡氏の当時の判断は人命を優先するためにも、的確だったはずだ。そのためにも2人はシリアに渡ったのだから。しかしアサド政権によるラッカが空爆されたことで、2人は一時帰国を余儀なくされ、1カ月後の再渡航の準備の途中、事件が起こる。

10月10日、北海道大学学生がイスラム国で戦闘に加わろうとしたという容疑が浮上、関連先として常岡氏、中田氏の名があり2人の出国は不可能となったのだ。これは明らかな捜査当局による妨害行為だった。

この時点で警視庁では連絡室を立ち上げ、湯川さんの父親と接触するなど情報収集しているが、しかし「官邸の情報連絡室など、ほとんど動いていない状態だった」という。その約2週間後、今度は後藤健二さんがシリア入りし消息を絶った。

後藤さんの妻へイスラム国からメールが届くのが11月。そして政府がそれを知るのは12月3日だった。しかし政府がとった対応は、無策どころか“何もしない”という意思を伴った方針だった。

「特に1月20日以前は『交渉主体は妻であり、最初からコンサルタントが先行して相談にも乗っていた。政府は当事者にはなれない』(官邸幹部)」

「メールを通した身代金などの交渉は、完全に後藤さんのコンサルタントらのコントロール下で進められた」

「政府が身代金交渉から距離をとろうとした背景には、安倍首相の『テロリストの要求には絶対に応じない』という強い意向があった。政府関係者は『妻を装ったメールの代筆はできない。全てコントロールすれば政府とテロリストの直接交渉になってしまう』と説明し、身代金交渉については『何とか助けたいと考えた妻がコンサルタントと相談して、政府の方針と反する内容を発信するのも仕方がない』と語った」

まるで他人事。全て“夫を助けたい妻”に責任を転嫁し、黙認という形で放置したのだ。

身代金を要求されているのは政府でなく、妻個人。だから好きにすればいい。当事者は自分たちではない。それが日本政府、官邸の“本音”だった。

だからこそ、安倍首相は湯川さん、後藤さん拘束を知った後の15年1月16日からの中東訪問で、「ISILと闘う周辺諸国に」2億ドルもの支援を表明し、イスラム国を平気で刺激する演説をした。イスラム国が2人の人質にオレンジ色の拘束服を着せカメラの前に立たせたのは、そのすぐ後だ。

水面下での交渉も、ろくな情報収集も打開策もなく、交渉カードも持たずにただ「テロリストとは交渉しない」と言い続ける。さらに結果の責任さえ取らない。これがこの国の首相と政府の姿なのだ。

そして湯川さんが殺され、身代金は不可能だと判断したイスラム国は後藤さんの解放条件を変更した。イスラム国がつきつけた、ヨルダンに拘束されていたイスラム国死刑囚と後藤さんの交換は、世界にイスラム国の存在をさらにアピールする格好の宣伝として利用された。

安倍首相の頭の中には、自国民救済の努力や工夫ではなく、米国の「テロリストからの身代金要求に応じない」という方針への追随しかなかった。これまでフランス、ドイツ、スペインなどの人質が水面下での交渉の末、身代金を払い解放されている。こうした国々と連携すればルートはいくらでもあったはずだ。しかし安倍政権は人命よりも、アメリカへの忠誠、選挙、政治日程を優先させたのだ。

本書には、イスラム国に斬首されたアメリカ人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリー氏の母親のこんなコメントが掲載されている。

「我々が文明社会の一員であり、なおかつ身代金を支払いたくないというのであれば、人質が殺されるのを防ぐ方法が必要でした」

安倍首相が「テロリストと交渉しない」のであれば、それとは別の方法を模索し、見つけ、解決する必要があった。実際、日本政府には中東とのパイプを生かし、アメリカとは違った対応をする能力もあった。しかし安倍政権がそれを模索した形跡はない。

では、今回はどうなのか。もし現在、安田氏の拘束、解放に関し、政府や外務省など関連機関が秘密裏の交渉を水面化で行われているなら、教訓が生かされているということだろう。しかし、冒頭にも言ったように、残念ながら、その形跡はまったくない。

後藤さんと湯川さんが殺害された後、安倍首相は「日本人にはこれから先、指一本触れさせない」と啖呵を切った。また、一連の集団的自衛権や安保法案でも「日本国民を守り抜く」という言葉を何度も繰り返している。

しかし、実際には安倍首相は自国民の命など、なんの関心ももっていない。この男にとっては、自国民の命などより、アメリカとの関係、政局、そして自分の祖父コンプレックスの方がよっぽど大切なのだ。

もはや、政府には何も期待できない。ただ、安田氏解放に向け、湯川さんのケースのように民間人やジャーナリストが水面下で動いている可能性もある。もしそうだとしたら、せめて政府は妨害だけはしないで欲しい。

湯川さん拘束で、常岡氏らの動きが実行されていたら、湯川さんが殺されることはなかったし、後藤さんも湯川さんを救出するため危険地帯に行く必要もなかったのだから。

いずれにしても、安田さんの消息について注視を続けたい。

(伊勢崎馨)

参照元 : LITERA


ジャーナリストの安田純平氏は、このツイート(6月20日)で止まっている。


実に感じが悪い安倍政権の態度。国民に真実を隠す姿勢がみえみえである。秘密保護法を急いで可決させた意味が分かる。政府の都合が悪い情報を国民に知らせない(隠す)ためだ。

どうやら、ジャーナリストの安田純平氏は、安倍官邸によって警視庁公安外事三課からマークされていたらしい。

今回、安田純平氏が拘束された事件は、もしかしたらく、安保法案、集団的自衛権の正当性を主張するための茶番なのだろうか?それなら、自民党が隠蔽するのはおかしい?真相はさだかではないが、今後の報道に注目である。

2 件のコメント:

  1. ひょんなことから、常岡浩介という男の裏話を聞いたのでアゲておく

    一般人のプライバシーに関わるヘビーな話なので大雑把な話になるが
    全て事実であることは間違いない

    この男は数年前、ある既婚女性に手を出した
    もちろん相手が人妻と承知の上でだ(この男はイスラム教徒で当然不倫は御法度)
    そのまま二人の関係は続き、一年経たずして女性の家庭は破綻、そして離婚
    その後も二人は付き合いを継続し、長い時間が経った
    しかし去年、この男は例の北大生事件で家宅捜索を受ける
    それと同時に女性の妊娠が発覚
    厳しい状況に女性はシングルで生む事を決断

    その途端、この男の態度が豹変した
    「結婚しないなら、詐欺罪で刑事告訴する」と女性を脅迫
    女性は話し合いを求めたが「何も話す事はない、会うのは法廷で」と言い放ち
    そして「子供は自分の物だから、出産後は自分が奪う、正当な権利だ」と再び脅迫
    あまりにもメチャクチャな話なうえ、出産準備の全てを一人で背負う事となり
    女性は心身共に疲労困憊してしまう(勤務先の会社も退職した)
    しかしそれが祟ってか、数ヶ月後、女性は流産してしまった
    にもかかわず、この男はその後、何事もなかったように女性との関係継続を望み
    さらに再び女性に子供を産ませようと迫った
    女性がまだ流産による心と体の痛手から立ち直っていないことを意にも介さず
    それ以来、女性はこの男の人格と将来に疑問を持つようになり、深く悩み続けた

    そんな矢先、突然この男から「もう会いたくない、どうでもよくなった」と一方的なメッセージが舞い込んできた
    女性は訳が分からず事情を説明して欲しいと何度も求めたが、音信不通のまま時は経ち
    結局、そのまま泣き寝入りするしか無かった

    その後、様々な情報が入るにつれ、真相はすぐに判明する
    どうやらこの男、前々から他の女性にも色々とちょっかいを出しており
    その一人と上手くいったため、流産した女性の事が邪魔になったらしい
    そして責任を負わずに逃げるため音信不通のまま女性を捨てたというわけだ

    これがこの男の本性だ
    イスラム教徒を宣伝しながら不倫をし、人の家庭を破綻させ、警察の厄介になり、妊娠した女性を脅迫
    さらに流産に追い込んだ挙句、水子供養もせぬまま別の女に乗り換える

    こんな奴が、真実の追求、正義の味方ともてはやされるのは
    どう考えてもおかしい
    都合の悪い真実を隠蔽する奴が、エラそうに世間に講釈たれて
    ジャーナリストともてはやされるのは間違ってるんじゃないのか?

    それぞれ意見は有ると思う
    あとはお前らで自由に語ってくれ

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  2. デマを流すね。
    常岡浩介さんは清冽な人。

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