2014年12月3日水曜日

【衆院選公示】有権者「アベノミクスはマイナスしかない。暮らしはどんどん苦しくなってる・・・」

<衆院選公示>くらしの現実見て 有権者、思いさまざま

2014年12月2日(火)11時32分配信



第47回衆院選が2日公示され、慌ただしさを増す師走のまちで党首や候補が第一声を上げた。東京一極集中によるひずみと地方の疲弊、アベノミクスがもたらす明暗。私たちは日本の未来へ向けて、投票日の14日にどんな意思を示すべきか--。各地の有権者はさまざまな思いを抱え、寒空に響く訴えに耳を傾けた。

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◇東京15区 庶民には別世界だ

6年後の東京五輪会場や築地市場の移転先として注目が集まる東京15区の江東区。臨海部では超高層マンションの建設ラッシュで人口増加数は都内でトップを誇る。一方、内陸部は門前町で、昔ながらの下町が息づく。多くの候補が第一声の場所に選んだのは下町だった。

「景気が良くなったとか言うけど、俺ら庶民のところには何にも落ちてこねえよ」。居酒屋を営む円城寺永平(えいへい)さん(70)は自転車に竹かごを積み、長靴姿で魚の仕入れに向かう途中、富岡八幡宮の鳥居前で維新前職の第一声に耳を傾け、そうつぶやいた。店を切り盛りして36年。町を歩けば知り合いにぶつかり、夏には祭りで盛り上がる。それが下町の良さだという。

しかし、ここ数年で人の流れが変わり、客足は落ちている。臨海部は「別世界だよ」。同じ区民でも温度差を感じる。「マンション高騰とか縁のない話。上ばかり見ないで、下にも目を向けられる政治家はいねえのかな」【斎川瞳】

◇高知1区 地方創生、何するの

東西に長い高知県。その中央の高知市の真ん中で選挙区が二つに切られている。1区に属する市街地の中央公園で自民前職3人が合同で第一声に臨んだ。「アベノミクスの効果は出てきている。高知で景気を回復させる」「地方創生。今回は失敗は許されない」。そばで飲食店を営む男性(45)が言った。「アベノミクス? 増税の上に物価も上がり、マイナスしかないき」

県人口は全国で3番目に少なく、減少率は4番目に高い。1票の格差を是正する「0増5減」で椅子が一つ減り、前職3人のうち一人は比例へ回った。

市から車で1時間、四国山地に抱かれる大豊町でタクシー会社を営む小川和三さん(67)にも候補の訴えは響かない。「自民の言う『この道』で景気はよくなったのか」。政府が是正を目指す東京一極集中をもっと激しくした構図で、県人口の45%が高知市に集中する。乗せる客の多くは病院通いの高齢者だ。「地方創生で何をするのか。都市の税金を高くし、地方は全部なくすくらいのことせんと人は流れてこんわ」【鈴木泰広】

◇愛知11区 トヨタ城下町「期待」

アベノミクスによる追い風を受けて業績好調なトヨタ自動車のおひざ元、愛知11区(豊田市など)では、1996年の小選挙区制移行後、自民候補がトヨタ系労組などが推す候補に連敗を重ねている。「民主王国・愛知」の象徴的な選挙区だ。

前回、比例代表で復活当選した自民前職は、豊田市の神社で出陣式を実施した。集まった支援者からは、景気回復を実感しているとの声が聞かれた。

豊田市の建設会社経営の男性(38)は「仕事が増え、受注単価も上がった。地方には自民党が必要だと実感している」と語った。

コンビニ店を経営する男性(52)は「トヨタの下請けで働いている若い男性客の支払額が増えた。『ボーナスが上がった』と話していた」という。ただ、まだ大きな実感はないといい「アベノミクスの成果は道半ばでしょう。ここでやめてしまってはいけない。今後も期待したい」と話し、候補者の第一声に拍手を送った。

【加藤沙波】

◇秋田3区 高度成長期とは違う

秋田3区(横手市など)のにかほ市や由利本荘市には電子部品大手TDK(東京都港区)の生産拠点が集積している。だが、昨年以降、需要低迷などから2工場が閉鎖され、さらに2工場の閉鎖が決まっている。協力会社も契約を解除され、700人を超える離職者が出ているという。

由利本荘市で維新前職の第一声を聞いた設備設計製造会社社長の斉藤民一さん(68)は「高度成長期とは世の中の仕組みが変わり、都市部が潤えば地方に波及する時代ではなくなっている」。TDK関連の取引も先細りしているといい「地方が豊かになる抜本策を」と望んだ。土木建設業の斉藤修一さん(57)は「燃料費も高騰し、物を運べば運ぶほどもうからなくなっている」と不満を漏らした。

周辺は一大穀倉地帯。コメ農家の阿部勇さん(76)は「米価も下がり、暮らしはどんどん苦しくなっている。『地方創生』とかきれいごとを並べるだけでなく、景気回復のにおいがかげるようにしてほしい」と求めた。【関谷俊介】

◇山口4区 首相に代わり妻「第一声」

「主人は同志の応援のため自分の選挙区には帰ってこられず、皆さまに申し訳ないが、私が代わりを務めるのでお支えいただくようお願いします」。山口県下関市の海峡ゆめ広場。集まった約1300人の支持者を前に、安倍晋三首相に代わって妻の昭恵さんが「第一声」を上げた。

無所属と共産の新人2人が首相に挑む山口4区。少子高齢化で人口は減り、水産業などの衰退で中心市街地の空洞化も進む。首相は8月を最後に地元に戻っていない。公務や他候補の応援で前回と同様、選挙期間中に地元入りの予定はない。代わって昭恵さんが選挙区内を回る。

「昭恵さんは頑張っていると思う」。下関市内で飲食店を経営する50代の男性はそう語った後、渋い表情で付け加えた。「アベノミクスの恩恵は、私たちのところには全く届いていない。景気を良くしてくれる政治を願うしかない」【仲田力行】

参照元 : 毎日新聞


アベノミクスが失敗するのは最初から分かっていたのに、何をいまさら・・・アベノミクスか株価倍になったというが、ドルベースで見れば2割も上がってない。

解散総選挙は国民にチャンスをくれたのだ。不正が行われることなく、クリーンな選挙を行えば、自民党は悲惨な結果になるだろう。

<ネットユーザーの反応>
「毎日が両方の意見載せるとは意外だなw」

「少数のネトサポがどんなに工作活動繰り広げても所詮、2ちゃんねるw 有権者はバカじゃねえww

「増税が早すぎたんだわな」



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