消費増税の影響「予想超えた」、過度な円高は修正=黒田日銀総裁
2015年 05月 13日 16:01 JST
[東京 13日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は13日、参院デフレ脱却・財政再建調査会で、昨年4月の消費税率引き上げの景気への影響について「予想を超えた大きさだった」と語った。2013年4月の量的・質的金融緩和(QQE)の導入から2年余りが経過したが、総裁は「経済・物価情勢が大きく改善した」と評価し、為替相場についてもかつての過度な円高水準は修正されたとの認識を示した。
<実質金利は大きく低下>
総裁は、QQEの波及メカニズムについて、主たる効果は実質金利の低下と強調。大規模な国債買い入れに伴う名目金利の低下と、日銀の目標実現に対する強いコミットメントによる期待インフレ率の上昇が相まって「実質金利は大きく低下していると考えられる」と語った。
そのうえで実質金利の低下によって民需が刺激されるとし、QQEは「経済の好転を伴いながら、物価上昇率が高まる姿を想定している」と説明した。
QQE導入によって市場では株高・円安が進行したが、為替相場について総裁は「金融政策はそれを直接の目的にはしていない」としながら、「金融緩和を進める中で、かつての過度な円高水準は修正された」との認識を示した。
一方、昨年4月の消費税率引き上げの影響については「駆け込み需要とその反動、税負担増による実質所得の減少が、やや予想を超えた大きさだったことは認めざるを得ない」と言明。もっとも、反動減の影響はすでに収束しつつあるとした。
<海外金利上昇の影響に注意>
QQEからの出口政策については、金利水準の調整や大量に購入した長期国債など日銀のバランスシートの扱いが課題なるとしながらも、出口の手段や順序はその時の経済・金融、市場の状況などによって変わり得ると発言。「その時点で最も適切な手段と順序で進めていきたい」とし、「今の段階で、購入した長期国債をどうするかを申し上げるのは時期尚早」と繰り返した。
欧米で長期金利が上昇に転じていることに関連して総裁は「経済・物価情勢が改善すれば、金利が上昇するのは自然」としたが、海外市場からの影響には注意が必要と指摘。これまでのところQQEの効果もあって日本の長期金利は低水準で推移しているが、「金融市場に不測の影響が出ないよう、政策運営やオペレーションに十分に注意していきたい」と語った。
(伊藤純夫 編集:山川薫)
参照元 : ロイター
アベノミクスは失敗してるのに、いまさら何を言ってるのか?消費税を上げればどうなるか、結果など最初から分かっていたはず。
黒田日銀総裁は黒田官兵衛の子孫である。
明治維新で実現した、黒田官兵衛の恐るべき遺言
黒田官兵衛の妹(虎:後に妙円)はWikipediaによると、福岡(筑前)の麻生家に再婚して嫁いでいますので、そのすぐ近くの飯塚市も支配していた麻生太郎氏一族も子孫だと思われます。
麻生太郎氏も2014年現在、副総理兼財務大臣、金融担当大臣ですから、日本の金融は黒田官兵衛の子孫で支配されてる、と言っても過言ではないようです。
「どんだけ楽観視してたんだよ」
「馬鹿かコイツ」
「だから一回騙されたと思って消費税下げてみろって」
「火を見るより明らかだったろ。大丈夫か、こいつが日銀総裁で」
「予想以上の悪影響を認めただけどうしても認めない他の奴らよりはマシか」
「エライ人って、何で庶民でも失敗するとわかりきったことをやって失敗してしまうん?エライから自分ならコントロール出来ると思ってしまうの?」
「この上、まだ増税すんだろ?どうすんの」
「お、やっと消費増税の影響について認めたか。政治的に何か動きがあるかな?」
「バカですか、消費税上げたら景気が最悪になるなんて平リーマンの俺でもわかるわ」
「次の消費税増税される前に気づいて良かったな。これで10%にはしないよね」
「増税しないでツケを先送りにする気か?」
「平気で嘘つくゴミ屑ども。消費税の影響大きい」というなら、10%への増税にも反対してみろよ。平気で嘘つくゴミ屑共」
「こいつは使えないやつ。ネット民のほうが優秀」
「財政再建なんていっているうちは景気回復なんて夢のまた夢。まあどうせワザとやってるんだろ」
「これでも財務省は借金ガー、社会保障ガーとマスゴミに連呼させてまた増税するんだろ」
「認めやがったついにwww」
「わかってたはずだろw」
「言ってることが支離滅裂な嘘つき野郎。一貫してるのは自己保身だけ」
「黒田って人馬鹿なの?」
「財務省の手先になって増税推進したくせに何言っての?で、責任は?」
「収入が上がらず税金だけ上がっていけば消費なんてできないのは子供でも分かるだろうにw」
「何を今更w アホかコイツは・・・(´・ω・`)」
アベノミクスの弊害直撃 「エンゲル係数」都市部は30%超
2015年5月13日
庶民の貧困ぶりが数字に表れた。
8日の日本経済新聞によると、家計の消費支出に占める食料費の割合を示す「エンゲル係数」が昨年度は急上昇し、全国平均24.3%を記録。21年ぶりに高い水準になっているという。
エンゲル係数とは、生活のゆとりの程度を示す数値のひとつ。その値が高いほど生活水準が低いとされる。最近10年間は22~23%台をキープしていたが、昨年は数値が跳ね上がった形だ。アベノミクスによる円安で、食料や家畜の飼料などの輸入代が跳ね上がるなど、食料品の高騰を招いた結果である。
さらに、その深刻ぶりを示すデータがある。都市部のエンゲル係数だ。昨年5月の大阪市は29.1%、6月の神戸市は29.7%、7月の京都市は30.8%、8月の名古屋市は31.6%、10月の京都市は31.7%、11月の北九州市は29.8%、12月の千葉市は29.6%、同月の京都市は32.5%、同月の神戸市は32.0%と、平均値をはるかに上回っていた。
季節やその土地柄の影響もあるが、都市部のエンゲル係数は20%台後半から30%超で推移。地方は20%前後の都市が多かった。アベノミクスの弊害は、都市部の生活者を直撃しているのだ。
「地方の食生活は豊かなんです。近所からお裾分けをもらったり、近くに親や親戚がいれば、お米や野菜などをもらえることもある。都会の人はキャベツひとつにしても、高いお金を払わないといけない。都市部の貧困度は深刻と言えるでしょう。月収が少ない世帯でエンゲル係数が30%近いと、そのほかのお金が家賃や光熱費、教育費などに消えてしまい、全く貯金が残らない。食べていくのに精いっぱいなんです」(経済ジャーナリストの荻原博子氏)
昨年度の2人以上の世帯の消費支出額は、前年度より2%減る一方で、食料品への支出は1%増えた。庶民が貧しい生活を強いられる中、食費が家計を圧迫していることになる。
参照元 : 日刊ゲンダイ
2015年 05月 13日 16:01 JST
[東京 13日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は13日、参院デフレ脱却・財政再建調査会で、昨年4月の消費税率引き上げの景気への影響について「予想を超えた大きさだった」と語った。2013年4月の量的・質的金融緩和(QQE)の導入から2年余りが経過したが、総裁は「経済・物価情勢が大きく改善した」と評価し、為替相場についてもかつての過度な円高水準は修正されたとの認識を示した。
<実質金利は大きく低下>
総裁は、QQEの波及メカニズムについて、主たる効果は実質金利の低下と強調。大規模な国債買い入れに伴う名目金利の低下と、日銀の目標実現に対する強いコミットメントによる期待インフレ率の上昇が相まって「実質金利は大きく低下していると考えられる」と語った。
そのうえで実質金利の低下によって民需が刺激されるとし、QQEは「経済の好転を伴いながら、物価上昇率が高まる姿を想定している」と説明した。
QQE導入によって市場では株高・円安が進行したが、為替相場について総裁は「金融政策はそれを直接の目的にはしていない」としながら、「金融緩和を進める中で、かつての過度な円高水準は修正された」との認識を示した。
一方、昨年4月の消費税率引き上げの影響については「駆け込み需要とその反動、税負担増による実質所得の減少が、やや予想を超えた大きさだったことは認めざるを得ない」と言明。もっとも、反動減の影響はすでに収束しつつあるとした。
<海外金利上昇の影響に注意>
QQEからの出口政策については、金利水準の調整や大量に購入した長期国債など日銀のバランスシートの扱いが課題なるとしながらも、出口の手段や順序はその時の経済・金融、市場の状況などによって変わり得ると発言。「その時点で最も適切な手段と順序で進めていきたい」とし、「今の段階で、購入した長期国債をどうするかを申し上げるのは時期尚早」と繰り返した。
欧米で長期金利が上昇に転じていることに関連して総裁は「経済・物価情勢が改善すれば、金利が上昇するのは自然」としたが、海外市場からの影響には注意が必要と指摘。これまでのところQQEの効果もあって日本の長期金利は低水準で推移しているが、「金融市場に不測の影響が出ないよう、政策運営やオペレーションに十分に注意していきたい」と語った。
(伊藤純夫 編集:山川薫)
参照元 : ロイター
アベノミクスは失敗してるのに、いまさら何を言ってるのか?消費税を上げればどうなるか、結果など最初から分かっていたはず。
黒田日銀総裁は黒田官兵衛の子孫である。
黒田官兵衛が遺言状に書いた「恐るべきこと」
2014/3/ 9 16:00
司馬遼太郎さんをしのぶ「第18回菜の花忌シンポジウム」が2月1日に東京都文京区の文京シビックホールで開かれ、司馬ファンが駆け付けた。テーマは「この時代の軍師――『播磨灘(はりまなだ)物語』から考える」。NHK大河ドラマの主人公、軍師・黒田官兵衛を描いた司馬作品『播磨灘物語』について、磯田道史氏(静岡文化芸術大学准教授)、松本健一氏(麗澤大学教授)、和田竜(作家)、諸田玲子(作家)の4人のパネリストが活発な議論を展開した。
磯田:歴史学者にとって官兵衛で困るのは、「養生訓」を書いた貝原益軒という人が「黒田家譜」を書いていますから、われわれが見ている官兵衛は、3分の1は貝原益軒の思想が入っている。さらに『播磨灘物語』は貝原益軒と司馬さんと黒田如水の3人の考えの混じったものをわれわれは官兵衛像だと受け止めている。それをおいても、「黒田家譜」では、有岡城から帰ってきたら官兵衛が演説しなくなります。その前の官兵衛は、攻める前に「敵はこの方向からこういうふうに攻めてくる。兵力はいくらで、こういう状態だからどこかで破れる」と、全部しゃべる。これが有岡城に幽閉された後はしゃべらなくなる。
たとえば秀吉に対して密談で、「殿、運の開きはじめですぞ」とかチラッとしゃべるようになる。知を外に見せない韜晦(とうかい)が始まり、自分を無にして、流れでやっている感じにしていく。私と同じ43歳には、彼はもう隠居です。早く隠れて、秀吉に殺されないようにと考えはじめます。
諸田:官兵衛は、自分が見えすぎたのです。信長や秀吉についても、読んでゆくうちに、官兵衛の見方が変わってくるのがわかります。あんなに「信長、信長」といっていたが、荒木村重の事件があり、比叡山の焼き打ちがあって、「信長の器量の悪さ」に気がつきます。官兵衛は次第に純粋な水のようになってゆき、すべてが見えすぎてしゃべらなくなった。見えすぎたからこそ、天下も取れなかったのでしょう。
磯田:官兵衛は、天下自体が目的ではなくて、自分の構想した計略を実験したらどこまでいけるかが知りたかったのでしょう。天下の主に本当になって、黒田家を生き残らせる執念で生きていない。家康と違う。官兵衛は自分の頭の中で、天下取り作戦を実行したらどうなるかという好奇心が強かったかもしれない。司馬さんが共感して書こうとした一つの理由じゃないかと思います。現代のオタクです。
諸田:山中伸弥教授とか、理系女(リケジョ)の小保方(晴子)さんじゃないですけど、一つのことを究めるけれど私欲がない。そういう点で私たちが官兵衛に魅かれるんだと思います。
磯田:富士山に登ろうとして登った人じゃないんですよ。富士山の前を飛んでいた蝶を追いかけているうちに自然に登っちゃった天才です。将棋指しとか碁打ちに似た人かもしれないと思います。ただ家族や家臣を守らなければいけないので、それは最低限やりましたけれど。
和田:今の磯田先生の話を聞いて、官兵衛は数学者だなと思いました。発想があるとそれを証明したくなるじゃないですか。だから、まずバーンという発想があって、それが実際に証明できるかと手順を踏みながら一つひとつ処理していくと思いながら聞いていました。
しゃべれなくなることで思ったのは、剣術の下手な人ってやたら振り回す。上手になってくると相手の動きを覚えて、ポンとわずかな動きで敵を制する。ポイントの一言をある時点で言えばこっちに流れていくとわかったのかなあ、と今考えてました。
諸田:物語の随所に「水」が出てきますね。水のような澄んだ気持ちでないと正しい判断はできないというふうに。この作品のキーワードは「水」だったのかなと思います。
松本:戦争も外交も含めて、国家的リーダーを補佐する知恵をもった人は、当時はあまりいない。とくに『播磨灘物語』は、黒田官兵衛が歴史や古典に詳しく、非常におもしろいんですね。そういう新しい時代、そういう新しい人物が出てくる時代になった。信長と秀吉で歴史が動きつつあるという感覚を官兵衛がいち早くとらえるわけです。歴史の動きをわれわれは知らず知らずに、「この時代はこういうふうに動いたんだ」と司馬さんの作品によって刷り込まれているんです。
諸田:歴史は人間と切り離せない。司馬さんが人間を深い洞察で描くことで、歴史が浮かび上がる。歴史を克明に書くことで、人間が生き生きとよみがえる。すごいですね。
磯田:小説はうらやましいと思うところがあって、史料には書いてないんだけれども書けることがある。司馬さんも見たに違いないできごとがあるんです。黒田官兵衛は子どもの長政に、黒田家が天下を取るための作戦を授けていた可能性がある。黒田長政は遺言状を残しています。死ぬときに、「俺は関ケ原でこれこれの働きをしたら、これぐらいの大きな国をもらえたんだ」「徳川も、おれたち黒田家は粗略にしない」ということを書いている。
そして、そのあとに恐るべきことを書いている。「このままここを領有していたら――」。博多です。中世最大の国際貿易港。「天下の富の大半はこの町に集まる。よく考えろ」と書いている。中国相手、朝鮮相手の貿易が制限されなかった場合、貿易の王者の博多黒田家ができあがる。貿易で得たカネで、徳川が弱ったときにとどめを刺しにいく。おそらく生前、2人で話していたと思う。僕は黒田家に天下の野望は絶対にある、これはクロだと思いました。黒田だけにクロだと(笑)。
※週刊朝日 2014年3月14日号
参照元 : dot.
司馬遼太郎さんをしのぶ「第18回菜の花忌シンポジウム」が2月1日に東京都文京区の文京シビックホールで開かれ、司馬ファンが駆け付けた。テーマは「この時代の軍師――『播磨灘(はりまなだ)物語』から考える」。NHK大河ドラマの主人公、軍師・黒田官兵衛を描いた司馬作品『播磨灘物語』について、磯田道史氏(静岡文化芸術大学准教授)、松本健一氏(麗澤大学教授)、和田竜(作家)、諸田玲子(作家)の4人のパネリストが活発な議論を展開した。
磯田:歴史学者にとって官兵衛で困るのは、「養生訓」を書いた貝原益軒という人が「黒田家譜」を書いていますから、われわれが見ている官兵衛は、3分の1は貝原益軒の思想が入っている。さらに『播磨灘物語』は貝原益軒と司馬さんと黒田如水の3人の考えの混じったものをわれわれは官兵衛像だと受け止めている。それをおいても、「黒田家譜」では、有岡城から帰ってきたら官兵衛が演説しなくなります。その前の官兵衛は、攻める前に「敵はこの方向からこういうふうに攻めてくる。兵力はいくらで、こういう状態だからどこかで破れる」と、全部しゃべる。これが有岡城に幽閉された後はしゃべらなくなる。
たとえば秀吉に対して密談で、「殿、運の開きはじめですぞ」とかチラッとしゃべるようになる。知を外に見せない韜晦(とうかい)が始まり、自分を無にして、流れでやっている感じにしていく。私と同じ43歳には、彼はもう隠居です。早く隠れて、秀吉に殺されないようにと考えはじめます。
諸田:官兵衛は、自分が見えすぎたのです。信長や秀吉についても、読んでゆくうちに、官兵衛の見方が変わってくるのがわかります。あんなに「信長、信長」といっていたが、荒木村重の事件があり、比叡山の焼き打ちがあって、「信長の器量の悪さ」に気がつきます。官兵衛は次第に純粋な水のようになってゆき、すべてが見えすぎてしゃべらなくなった。見えすぎたからこそ、天下も取れなかったのでしょう。
磯田:官兵衛は、天下自体が目的ではなくて、自分の構想した計略を実験したらどこまでいけるかが知りたかったのでしょう。天下の主に本当になって、黒田家を生き残らせる執念で生きていない。家康と違う。官兵衛は自分の頭の中で、天下取り作戦を実行したらどうなるかという好奇心が強かったかもしれない。司馬さんが共感して書こうとした一つの理由じゃないかと思います。現代のオタクです。
諸田:山中伸弥教授とか、理系女(リケジョ)の小保方(晴子)さんじゃないですけど、一つのことを究めるけれど私欲がない。そういう点で私たちが官兵衛に魅かれるんだと思います。
磯田:富士山に登ろうとして登った人じゃないんですよ。富士山の前を飛んでいた蝶を追いかけているうちに自然に登っちゃった天才です。将棋指しとか碁打ちに似た人かもしれないと思います。ただ家族や家臣を守らなければいけないので、それは最低限やりましたけれど。
和田:今の磯田先生の話を聞いて、官兵衛は数学者だなと思いました。発想があるとそれを証明したくなるじゃないですか。だから、まずバーンという発想があって、それが実際に証明できるかと手順を踏みながら一つひとつ処理していくと思いながら聞いていました。
しゃべれなくなることで思ったのは、剣術の下手な人ってやたら振り回す。上手になってくると相手の動きを覚えて、ポンとわずかな動きで敵を制する。ポイントの一言をある時点で言えばこっちに流れていくとわかったのかなあ、と今考えてました。
諸田:物語の随所に「水」が出てきますね。水のような澄んだ気持ちでないと正しい判断はできないというふうに。この作品のキーワードは「水」だったのかなと思います。
松本:戦争も外交も含めて、国家的リーダーを補佐する知恵をもった人は、当時はあまりいない。とくに『播磨灘物語』は、黒田官兵衛が歴史や古典に詳しく、非常におもしろいんですね。そういう新しい時代、そういう新しい人物が出てくる時代になった。信長と秀吉で歴史が動きつつあるという感覚を官兵衛がいち早くとらえるわけです。歴史の動きをわれわれは知らず知らずに、「この時代はこういうふうに動いたんだ」と司馬さんの作品によって刷り込まれているんです。
諸田:歴史は人間と切り離せない。司馬さんが人間を深い洞察で描くことで、歴史が浮かび上がる。歴史を克明に書くことで、人間が生き生きとよみがえる。すごいですね。
磯田:小説はうらやましいと思うところがあって、史料には書いてないんだけれども書けることがある。司馬さんも見たに違いないできごとがあるんです。黒田官兵衛は子どもの長政に、黒田家が天下を取るための作戦を授けていた可能性がある。黒田長政は遺言状を残しています。死ぬときに、「俺は関ケ原でこれこれの働きをしたら、これぐらいの大きな国をもらえたんだ」「徳川も、おれたち黒田家は粗略にしない」ということを書いている。
そして、そのあとに恐るべきことを書いている。「このままここを領有していたら――」。博多です。中世最大の国際貿易港。「天下の富の大半はこの町に集まる。よく考えろ」と書いている。中国相手、朝鮮相手の貿易が制限されなかった場合、貿易の王者の博多黒田家ができあがる。貿易で得たカネで、徳川が弱ったときにとどめを刺しにいく。おそらく生前、2人で話していたと思う。僕は黒田家に天下の野望は絶対にある、これはクロだと思いました。黒田だけにクロだと(笑)。
※週刊朝日 2014年3月14日号
参照元 : dot.
明治維新で実現した、黒田官兵衛の恐るべき遺言
黒田官兵衛の妹(虎:後に妙円)はWikipediaによると、福岡(筑前)の麻生家に再婚して嫁いでいますので、そのすぐ近くの飯塚市も支配していた麻生太郎氏一族も子孫だと思われます。
麻生太郎氏も2014年現在、副総理兼財務大臣、金融担当大臣ですから、日本の金融は黒田官兵衛の子孫で支配されてる、と言っても過言ではないようです。
<ネットユーザーの反応>
「想定外でしたか」「どんだけ楽観視してたんだよ」
「馬鹿かコイツ」
「だから一回騙されたと思って消費税下げてみろって」
「火を見るより明らかだったろ。大丈夫か、こいつが日銀総裁で」
「予想以上の悪影響を認めただけどうしても認めない他の奴らよりはマシか」
「エライ人って、何で庶民でも失敗するとわかりきったことをやって失敗してしまうん?エライから自分ならコントロール出来ると思ってしまうの?」
「この上、まだ増税すんだろ?どうすんの」
「お、やっと消費増税の影響について認めたか。政治的に何か動きがあるかな?」
「バカですか、消費税上げたら景気が最悪になるなんて平リーマンの俺でもわかるわ」
「次の消費税増税される前に気づいて良かったな。これで10%にはしないよね」
「増税しないでツケを先送りにする気か?」
「平気で嘘つくゴミ屑ども。消費税の影響大きい」というなら、10%への増税にも反対してみろよ。平気で嘘つくゴミ屑共」
「こいつは使えないやつ。ネット民のほうが優秀」
「財政再建なんていっているうちは景気回復なんて夢のまた夢。まあどうせワザとやってるんだろ」
「これでも財務省は借金ガー、社会保障ガーとマスゴミに連呼させてまた増税するんだろ」
「認めやがったついにwww」
「わかってたはずだろw」
「言ってることが支離滅裂な嘘つき野郎。一貫してるのは自己保身だけ」
「黒田って人馬鹿なの?」
「財務省の手先になって増税推進したくせに何言っての?で、責任は?」
「収入が上がらず税金だけ上がっていけば消費なんてできないのは子供でも分かるだろうにw」
「何を今更w アホかコイツは・・・(´・ω・`)」
アベノミクスの弊害直撃 「エンゲル係数」都市部は30%超
2015年5月13日
庶民の貧困ぶりが数字に表れた。
8日の日本経済新聞によると、家計の消費支出に占める食料費の割合を示す「エンゲル係数」が昨年度は急上昇し、全国平均24.3%を記録。21年ぶりに高い水準になっているという。
エンゲル係数とは、生活のゆとりの程度を示す数値のひとつ。その値が高いほど生活水準が低いとされる。最近10年間は22~23%台をキープしていたが、昨年は数値が跳ね上がった形だ。アベノミクスによる円安で、食料や家畜の飼料などの輸入代が跳ね上がるなど、食料品の高騰を招いた結果である。
さらに、その深刻ぶりを示すデータがある。都市部のエンゲル係数だ。昨年5月の大阪市は29.1%、6月の神戸市は29.7%、7月の京都市は30.8%、8月の名古屋市は31.6%、10月の京都市は31.7%、11月の北九州市は29.8%、12月の千葉市は29.6%、同月の京都市は32.5%、同月の神戸市は32.0%と、平均値をはるかに上回っていた。
季節やその土地柄の影響もあるが、都市部のエンゲル係数は20%台後半から30%超で推移。地方は20%前後の都市が多かった。アベノミクスの弊害は、都市部の生活者を直撃しているのだ。
「地方の食生活は豊かなんです。近所からお裾分けをもらったり、近くに親や親戚がいれば、お米や野菜などをもらえることもある。都会の人はキャベツひとつにしても、高いお金を払わないといけない。都市部の貧困度は深刻と言えるでしょう。月収が少ない世帯でエンゲル係数が30%近いと、そのほかのお金が家賃や光熱費、教育費などに消えてしまい、全く貯金が残らない。食べていくのに精いっぱいなんです」(経済ジャーナリストの荻原博子氏)
昨年度の2人以上の世帯の消費支出額は、前年度より2%減る一方で、食料品への支出は1%増えた。庶民が貧しい生活を強いられる中、食費が家計を圧迫していることになる。
参照元 : 日刊ゲンダイ
エンゲル係数軒並み30%超 実は都市部を直撃していたアベノミクスの弊害 円安で食料費増 庶民の貧困ぶりが数字に表れた アベノミクスは、庶民を追い込むだけの愚策でしかない(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/gHi8M3w3wB
— KK (@Trapelus) 2015, 5月 12
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