<集団的自衛権>公明、行使一部容認へ 72年見解を援用
2014年6月12日(木)2時30分配信
公明党は11日、集団的自衛権の行使を一部容認する方針を固めた。1972年の政府見解が示した「国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される急迫、不正の事態」への対処に限ることで、海外での武力行使に厳しく枠をはめる。
同党は行使容認に慎重姿勢を保ってきたが、安倍晋三首相の強い意向を踏まえ、一定の譲歩はやむを得ないと判断した。複数の同党関係者が明らかにした。ただ、首相らが唱える限定容認論より行使の範囲は狭く、閣議決定に向け政府・与党が公明案で合意できるかどうかが焦点になる。
【「平和の党」公明、理念とホンネ】集団的自衛権行使で岐路
72年見解は国民の生存権を定めた憲法13条に基づき「自国の平和と安全を維持し、存立を全うするために必要な自衛の措置をとることを憲法は禁じていない」としたうえで、武力行使が許されるのは「わが国に対する急迫、不正の侵害に対処する場合に限られる」と指摘。「集団的自衛権の行使は憲法上許されない」と結論付けた。同党は、日本に武力攻撃がなくても国民の権利が根底から侵害される事態はあり得るとして、72年見解を援用し行使容認を導き出そうとしている。
首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」が5月15日に提出した報告書は、「わが国の安全に重大な影響を及ぼす可能性」があれば集団的自衛権を行使できると提言した。これを受けて、首相は同日の記者会見で「わが国の存立を全うするための必要最小限度」の範囲内で行使容認を検討する考えを示した。
しかし、公明党は、首相が説明した条件では「必要最小限度」の際限がなくなりかねないと懸念し、より限定した歯止めを検討。行使容認を「国民の権利を根底から覆す」事態だけにすることで、限度をより明確にした。従来の憲法解釈との整合性を重視する内閣法制局も公明案を採用可能と認めている。
公明党が歩み寄る姿勢を見せ始めたことで、政府・自民党は11日、憲法解釈変更の閣議決定時期を、22日の今国会会期末から短期間先送りする方向で調整に入った。政府関係者は「1カ月ずらすことはないが、10日間程度ならかまわない」と語った。
ただ、政府・自民党には「必要最小限度」と基準をあいまいにして将来的に武力行使の幅を広げる思惑もある。このため、閣議決定原案を巡る与党の駆け引きは大詰めまで続く見通しだ。【青木純、田所柳子、木下訓明】
参照元 : 毎日新聞
2014年6月12日(木)2時30分配信
公明党は11日、集団的自衛権の行使を一部容認する方針を固めた。1972年の政府見解が示した「国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される急迫、不正の事態」への対処に限ることで、海外での武力行使に厳しく枠をはめる。
同党は行使容認に慎重姿勢を保ってきたが、安倍晋三首相の強い意向を踏まえ、一定の譲歩はやむを得ないと判断した。複数の同党関係者が明らかにした。ただ、首相らが唱える限定容認論より行使の範囲は狭く、閣議決定に向け政府・与党が公明案で合意できるかどうかが焦点になる。
【「平和の党」公明、理念とホンネ】集団的自衛権行使で岐路
72年見解は国民の生存権を定めた憲法13条に基づき「自国の平和と安全を維持し、存立を全うするために必要な自衛の措置をとることを憲法は禁じていない」としたうえで、武力行使が許されるのは「わが国に対する急迫、不正の侵害に対処する場合に限られる」と指摘。「集団的自衛権の行使は憲法上許されない」と結論付けた。同党は、日本に武力攻撃がなくても国民の権利が根底から侵害される事態はあり得るとして、72年見解を援用し行使容認を導き出そうとしている。
首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」が5月15日に提出した報告書は、「わが国の安全に重大な影響を及ぼす可能性」があれば集団的自衛権を行使できると提言した。これを受けて、首相は同日の記者会見で「わが国の存立を全うするための必要最小限度」の範囲内で行使容認を検討する考えを示した。
しかし、公明党は、首相が説明した条件では「必要最小限度」の際限がなくなりかねないと懸念し、より限定した歯止めを検討。行使容認を「国民の権利を根底から覆す」事態だけにすることで、限度をより明確にした。従来の憲法解釈との整合性を重視する内閣法制局も公明案を採用可能と認めている。
公明党が歩み寄る姿勢を見せ始めたことで、政府・自民党は11日、憲法解釈変更の閣議決定時期を、22日の今国会会期末から短期間先送りする方向で調整に入った。政府関係者は「1カ月ずらすことはないが、10日間程度ならかまわない」と語った。
ただ、政府・自民党には「必要最小限度」と基準をあいまいにして将来的に武力行使の幅を広げる思惑もある。このため、閣議決定原案を巡る与党の駆け引きは大詰めまで続く見通しだ。【青木純、田所柳子、木下訓明】
参照元 : 毎日新聞
結局、公明党創価学会の集団的自衛権の反対ポーズは茶番劇だった!寧ろ最初から賛成で、時間稼ぎしていただけ。寧ろ、創価学会が主体となって進めていた?
公明党が「国民的議論が必要だ」「丁寧に議論していきた」「広く深く議論が必要」「慎重に議論しながら国民の理解を求める」と言う時は、国民を100%騙し裏切るための慣用句。。下駄の雪党 pic.twitter.com/uJOX5CF6JQ
— 徳永みちお (@tokunagamichio) 2014, 6月 12
@summer777777777 ”@AbeShinzo アーミテージさんとかマイケルグリーンさんとかキャンベルさんとかに言われて言いなりになってるのバレバレですやん。” pic.twitter.com/Ibp7LpBICw
— mx (@x_pq_x) 2014, 6月 12
1概要 CIA創価学会天皇一族が日本から金を抜き米に貢ぐ 2014/5/27 http://t.co/xm2cBlGFyZ
安倍首相や日本を裏で操るCIA創価学会
http://t.co/IxLnOwfsp7
国会請願書のすごい内容 https://t.co/wOnfPUjq2u
— 服部順治 (@JunjiHattori) 2014, 5月 28
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