安倍首相、慰安婦問題に言及 「人身売買の犠牲」
2015年4月28日02時25分
訪米中の安倍晋三首相は27日、ハーバード大学ケネディ行政大学院で講演した。講演後の質疑応答で、旧日本軍の慰安婦問題について「人身売買の犠牲となって筆舌に尽くしがたい思いをした方々のことを思うと、今も私は胸が痛い。この思いは歴代の首相の思いと変わらない」と話した。
首相は、「河野談話について継承することは何回か申し上げてきた。このような立場から慰安婦の方々の現実的救済の観点から、様々な努力を積み上げてきた」「20世紀には紛争が起こると女性の人権が深く傷つけられた。21世紀はそういう世紀、時代にしてはならない」とも語り、日本政府として戦時下の性暴力をなくすことに取り組んでいくとした。
首相は3月のワシントン・ポストのインタビューでも「人身売買の犠牲となり、筆舌に尽くしがたい痛みと苦しみを経験された人々を思うと心が痛む」と話しており、同様の言い方をしたものだ。
参照元 : 朝日新聞
ネトサポ安倍信者さん、息してる?安倍ちゃんは慰安婦を人身売買の犠牲と言ってますよ。
海外に行くごとに国益を損ねる発言するアメポチ安倍。親にそうされた人が居たというだけなのに、なんてマヌケなコメントw やっぱアメリカに言わされたのか?
安倍ってホントおかしいよね。日本にいるときは人身売買なんて言葉には触れないのに、一歩海を渡るとこの通りw
韓国で慰安婦デモをやっている統一協会の合同結婚式に祝電を何回も送った安倍晋三。ネトサポ安倍信者は都合悪い事実は知らんぷりw
似非右翼の皆さん、考えを改めた方がいいよ。中曽根元首相が慰安所開設の証拠を暴露!またネトウヨの嘘がばれましたw
ネトウヨ大敗北www ダメ押しで「戦後70年談話」で、村山・小泉談話を継承されたらオシマイですね。ただ帰国してからアメリカでの演説と正反対の事を言い出すかも知れないねw
>人身売買の筆舌に尽くしがたい思いをされた方のことを思うと今でも胸が痛む
安倍のこういう言い方が、また新たな誤解を生むんだよ。
現在、慰安婦被害は、かつての「強制連行」から「人権被害」に観点が移っているが、そのキッカケは、アメリカの公文書で「慰安婦はただの売春婦。しかし人身売買をされていた」との記述があるから。
しかし当時、アメリカ軍が慰安婦から聴収した「人身売買」の証言とは、単に「娘の身売り」という言葉を誤解したもので、当時の娘の身売りは、「前渡し金相当の労働をする」という普通の労働契約に過ぎなかった。(いわゆる文字通りの人身売買は、当時の日本でも違法)
それを分かり易く「身売り」と表現してるだけで、そのことから、欧米人が「一切の人権がない奴隷売買」と勘違いしたなら、安倍のこの発言は、新たな「慰安婦被害の捏造」を作り上げることになる。
安倍は、どうも意図的にその捏造をやってるフシがミエミエなのだ。
2015年4月28日02時25分
訪米中の安倍晋三首相は27日、ハーバード大学ケネディ行政大学院で講演した。講演後の質疑応答で、旧日本軍の慰安婦問題について「人身売買の犠牲となって筆舌に尽くしがたい思いをした方々のことを思うと、今も私は胸が痛い。この思いは歴代の首相の思いと変わらない」と話した。
首相は、「河野談話について継承することは何回か申し上げてきた。このような立場から慰安婦の方々の現実的救済の観点から、様々な努力を積み上げてきた」「20世紀には紛争が起こると女性の人権が深く傷つけられた。21世紀はそういう世紀、時代にしてはならない」とも語り、日本政府として戦時下の性暴力をなくすことに取り組んでいくとした。
首相は3月のワシントン・ポストのインタビューでも「人身売買の犠牲となり、筆舌に尽くしがたい痛みと苦しみを経験された人々を思うと心が痛む」と話しており、同様の言い方をしたものだ。
参照元 : 朝日新聞
ネトサポ安倍信者さん、息してる?安倍ちゃんは慰安婦を人身売買の犠牲と言ってますよ。
海外に行くごとに国益を損ねる発言するアメポチ安倍。親にそうされた人が居たというだけなのに、なんてマヌケなコメントw やっぱアメリカに言わされたのか?
安倍ってホントおかしいよね。日本にいるときは人身売買なんて言葉には触れないのに、一歩海を渡るとこの通りw
韓国で慰安婦デモをやっている統一協会の合同結婚式に祝電を何回も送った安倍晋三。ネトサポ安倍信者は都合悪い事実は知らんぷりw
安倍晋三のお友達の統一協会が
竹島上陸でも抗議どころか、触れない右翼
おかしいだろ?
売国野郎めと騒ぐネタだぞー pic.twitter.com/I1iAGLDw49
— 国家百年の計 (@nihonnboyaki) 2015, 4月 12
<ネットユーザーの反応>
「慰安婦は売春婦だったことに変わりはない」
「韓国とアメリカの政治家の点数稼ぎに疲れるわw」
「借金背負った韓国の売春婦と暴れて撃たれてる黒人をどうにかしろよ・・・」
「嘘つきは安倍の始まり」
「ネトウヨまさかの安倍にボコボコw」
「同情はしてあげるよ」
「借金苦で風俗孃になる奴は現代でも沢山居るね。自業自得だから別に胸は痛まんね。楽しんで稼いでる奴も多いしな。慰安婦は、親の借金のカタに売られたんだろ胸が痛むわ!でも、結果稼いだんだろ」
「日本人はごめんなさいも素直に言えないのか過去の大罪から目を背けるとは哀れなもんだな」
「河野談話も継承してるし日本政府が慰安婦を売り飛ばしたということが確定したな。あとはしっかり反省することだ」
「アメリカ向けには日本政府が強制したというニュアンスで、日本向けには韓国に完全勝利www 実質認めたのと同じでネトウヨがバカにされてるんだよ」
「安倍にハシゴを外されて、ネトウヨが喚き散らしてるなww」
「これぞ朝鮮人の求めていた正しい歴史認識だな。誰が悪かというなら慰安婦本人だろ」
「人身売買というが、金はたんまり貰えるわ童貞イケメン日本男子食えるわで、ノリノリで買春してた女もいるに違いない」
「親に売られた娘はかわいそうだね」
「慰安婦は売春婦だったことに変わりはない」
「韓国とアメリカの政治家の点数稼ぎに疲れるわw」
「借金背負った韓国の売春婦と暴れて撃たれてる黒人をどうにかしろよ・・・」
「嘘つきは安倍の始まり」
「ネトウヨまさかの安倍にボコボコw」
「同情はしてあげるよ」
「借金苦で風俗孃になる奴は現代でも沢山居るね。自業自得だから別に胸は痛まんね。楽しんで稼いでる奴も多いしな。慰安婦は、親の借金のカタに売られたんだろ胸が痛むわ!でも、結果稼いだんだろ」
「日本人はごめんなさいも素直に言えないのか過去の大罪から目を背けるとは哀れなもんだな」
「河野談話も継承してるし日本政府が慰安婦を売り飛ばしたということが確定したな。あとはしっかり反省することだ」
「アメリカ向けには日本政府が強制したというニュアンスで、日本向けには韓国に完全勝利www 実質認めたのと同じでネトウヨがバカにされてるんだよ」
「安倍にハシゴを外されて、ネトウヨが喚き散らしてるなww」
「これぞ朝鮮人の求めていた正しい歴史認識だな。誰が悪かというなら慰安婦本人だろ」
「人身売買というが、金はたんまり貰えるわ童貞イケメン日本男子食えるわで、ノリノリで買春してた女もいるに違いない」
「親に売られた娘はかわいそうだね」
似非右翼の皆さん、考えを改めた方がいいよ。中曽根元首相が慰安所開設の証拠を暴露!またネトウヨの嘘がばれましたw
中曽根元首相が「土人女を集め慰安所開設」! 防衛省に戦時記録が
2014.08.29
朝日新聞の慰安婦訂正記事で右派陣営が勢いづいている。「朝日は責任をとれ!」と気勢をあげているのはもちろん、自民党の政務調査会議は河野談話も朝日報道が前提だとして「河野談話を撤回し、新たな官房長官談話を!」とぶちあげた。また、同党の議連では朝日新聞関係者、さらに当時の河野洋平元官房長を国会に招致して聴取すべき、という意見までとび出している。
だが、朝日や河野洋平氏を聴取するなら、もっと先に国会に呼ぶべき人物がいる。それは第71代日本国内閣総理大臣の中曽根康弘だ。
大勲位まで受章した元首相をなぜ従軍慰安婦問題で審訊しなければならないのか。それは先の大戦で海軍主計士官(将校)の地位にあった中曽根元首相が、自ら慰安所の設置に積極的に関わり、慰安婦の調達までしていたからだ。
何かというと左翼のでっちあげとわめきたてて自分たちを正当化しようとする保守派やネトウヨのみなさんには申し訳ないが、これは捏造でも推測でもない。中曽根元首相は自分の“手記”の中で自らこの事実を書いており、しかも、防衛省にそれを裏付ける戦時資料が存在していたのだ。そこには、部隊の隊員によるこんな文言が書かれていた。
「主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設」 まず、“手記”の話からいこう。中曽根が慰安所設立の事実を書いたのは『終りなき海軍』(松浦敬紀・編/文化放送開発センター/1978)。同書は戦中海軍に所属し、戦後各界で活躍した成功者たちが思い出話を語った本だが、その中で、海軍主計士官だった中曽根も文章を寄稿していた。
タイトルは「二十三歳で三千人の総指揮官」。当時、インドネシアの設営部隊の主計長だった中曽根が、荒ぶる部下たちを引き連れながら、いかに人心掌握し戦場を乗り切ったかという自慢話だが、その中にこんな一文があったのだ。
「三千人からの大部隊だ。やがて、原住民の女を襲うものやバクチにふけるものも出てきた。そんなかれらのために、私は苦心して、慰安所をつくってやったこともある。かれらは、ちょうど、たらいのなかにひしめくイモであった。卑屈なところもあるし、ずるい面もあった。そして、私自身、そのイモの一つとして、ゴシゴシともまれてきたのである」 おそらく当時、中曽根は後に慰安婦が問題になるなんてまったく想像していなかったのだろう。その重大性に気づかず、自慢話として得々と「原住民の女を襲う」部下のために「苦心して、慰安所をつくってやった」と書いていたのだ。
ところが、それから30年たって、この記述が問題になる。2007年3月23日、中曽根が日本外国特派員協会で会見をした際、アメリカの新聞社の特派員からこの記載を追及されたのだ。
このとき、中曽根元首相は「旧海軍時代に慰安所をつくった記憶はない」「事実と違う。海軍の工員の休憩と娯楽の施設をつくってほしいということだったので作ってやった」「具体的なことは知らない」と完全否定している。
だが、これは明らかに嘘、ごまかしである。そもそもたんなる休憩や娯楽のための施設なら、「苦心」する必要があるとは思えないし、中曽根元首相の弁明通りなら、『終りなき海軍』の“手記”のほうがデタラメということになってしまう。だが、同書の編者である松浦敬紀はその10年ほど前、「フライデー」の取材に「中曽根さん本人が原稿を2本かいてきて、どちらかを採用してくれと送ってきた」「本にする段階で本人もゲラのチェックをしている」と明言しているのだ。
いや、そんなことよりなにより、中曽根元首相の慰安所開設には、冒頭に書いたように、客観的な証拠が存在する。 国家機関である防衛省のシンクタンク・防衛研究所の戦史研究センター。戦史資料の編纂・管理や、調査研究を行っている研究機関だが、そこにその証拠資料があった。
資料名は「海軍航空基地第2設営班資料」(以下、「2設営班資料」)。第2設営班とは、中曽根が当時、主計長を務めていた海軍設営班矢部班のことで、飛行場設営を目的にダバオ(フィリピン)、タラカン(インドネシア)を経てバリクパパン(インドネシア)に転戦した部隊だが、この資料は同部隊の工営長だった宮地米三氏がそれを記録し、寄贈。同センターが歴史的価値のある資料として保存していたものだ。
本サイトは今回、同センターでその「第2設営班資料」を閲覧し、コピーを入手した。宮地氏の自筆で書かれたと思われるその資料にはまず、「第二設営班 矢部部隊」という表題の後、「一 編制」という項目があり、幹部の名前が列挙されていた。すると、そこには「主計長 海軍主計中尉 中曽根康弘」という記載。そして、資料を読み進めていくと、「5、設営後の状況」という項目にこんな記録が載っていたのだ。
「バリクパパンでは◯(判読不可)場の整備一応完了して、攻撃機による蘭印作戦が始まると工員連中ゆるみが出た風で又日本出港の際約二ヶ月の旨申し渡しありし為皈(ママ)心矢の如く気荒くなり日本人同志けんか等起る様になる主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設気持の緩和に非常に効果ありたり」
さらに「第2設営班資料」のなかには、慰安所設置を指し示す証拠となる、宮地氏の残したものと思われる手書きの地図も存在していた。
それはバリクパパン「上陸時」の様子(昭和17年1月24日)と、設営「完了時」の様子(17年1月24日〜同年3月24日)を表す2点の地図資料だ。バリクパパン市街から約20km地点のこの地図から、中曽根たちが設営したと思われるマンガル飛行場滑走路のそばを流れるマンガル河を中心に民家が点在し、またマンガル河から離れた場所に民家が一軒だけポツリと孤立していることがわかる。
そして2つの地図を見比べてみると、“ある変化”があることに気づく。「上陸時」から「完了時」の地図の変化のひとつとして、その孤立した民家の周辺に、設営班が便所をおいたことが記されている。さらにその場所には「上陸時」にはなかった「設営班慰安所」との記載が書き加えられている。
つまり、上陸時に民家だった場所を日本軍が接収し、「設営班慰安所」に変えてしまったと思われるのだ。
もはや言い逃れのしようはないだろう。「主計長 海軍主計中尉 中曽根康弘」「主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設」という記載。それを裏付ける地図。中曽根元首相が自分で手記に書いたこととぴったり符号するではないか。
しかも、「土人女を集め」という表現を読む限り、中曽根主計長が命じて、現地で女性を調達したとしか考えられないのである。 実際、インドネシアでは多くの女性が慰安婦として働かされており、彼女たちは日本軍に命じられた村の役人の方針で、どんなことをさせられるのかもしらないまま日本兵の引率のもと連れ去られたことを証言している。そして、年端も行かない女性達がいきなり慰安所で複数の日本兵に犯されたという悲惨な体験が語られ、その中にはこのパリクパパンの慰安所に連れてこられたという女性もいる。
つまり、中曽根首相がこうした“強制連行”に関与していた可能性も十分あるのだ。
朝日新聞の訂正で勢いづいた保守・右派勢力は銃剣を突きつけて連行したという吉田証言が虚偽だったという一事をもって、強制連行そのものを否定しようとしている。さらには従軍慰安婦への軍の関与そのものを否定するかのような虚偽を平気でふりまいている。
しかし、もし、強制連行はない、軍の関与もないといいはるならここはやはり、「土人女を集め」たという元主計長・中曽根康弘を国会に喚問して、どう「集め」たのか、「苦心」とはなんだったのか証言させるべきではないのか。一メディアの誤報をあげつらうより、そのほうがはるかに「歴史の検証」になると思うのだが、いかがだろう。
(エンジョウトオル)
参照元 : LITERA
朝日新聞の慰安婦訂正記事で右派陣営が勢いづいている。「朝日は責任をとれ!」と気勢をあげているのはもちろん、自民党の政務調査会議は河野談話も朝日報道が前提だとして「河野談話を撤回し、新たな官房長官談話を!」とぶちあげた。また、同党の議連では朝日新聞関係者、さらに当時の河野洋平元官房長を国会に招致して聴取すべき、という意見までとび出している。
だが、朝日や河野洋平氏を聴取するなら、もっと先に国会に呼ぶべき人物がいる。それは第71代日本国内閣総理大臣の中曽根康弘だ。
大勲位まで受章した元首相をなぜ従軍慰安婦問題で審訊しなければならないのか。それは先の大戦で海軍主計士官(将校)の地位にあった中曽根元首相が、自ら慰安所の設置に積極的に関わり、慰安婦の調達までしていたからだ。
何かというと左翼のでっちあげとわめきたてて自分たちを正当化しようとする保守派やネトウヨのみなさんには申し訳ないが、これは捏造でも推測でもない。中曽根元首相は自分の“手記”の中で自らこの事実を書いており、しかも、防衛省にそれを裏付ける戦時資料が存在していたのだ。そこには、部隊の隊員によるこんな文言が書かれていた。
「主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設」 まず、“手記”の話からいこう。中曽根が慰安所設立の事実を書いたのは『終りなき海軍』(松浦敬紀・編/文化放送開発センター/1978)。同書は戦中海軍に所属し、戦後各界で活躍した成功者たちが思い出話を語った本だが、その中で、海軍主計士官だった中曽根も文章を寄稿していた。
タイトルは「二十三歳で三千人の総指揮官」。当時、インドネシアの設営部隊の主計長だった中曽根が、荒ぶる部下たちを引き連れながら、いかに人心掌握し戦場を乗り切ったかという自慢話だが、その中にこんな一文があったのだ。
「三千人からの大部隊だ。やがて、原住民の女を襲うものやバクチにふけるものも出てきた。そんなかれらのために、私は苦心して、慰安所をつくってやったこともある。かれらは、ちょうど、たらいのなかにひしめくイモであった。卑屈なところもあるし、ずるい面もあった。そして、私自身、そのイモの一つとして、ゴシゴシともまれてきたのである」 おそらく当時、中曽根は後に慰安婦が問題になるなんてまったく想像していなかったのだろう。その重大性に気づかず、自慢話として得々と「原住民の女を襲う」部下のために「苦心して、慰安所をつくってやった」と書いていたのだ。
ところが、それから30年たって、この記述が問題になる。2007年3月23日、中曽根が日本外国特派員協会で会見をした際、アメリカの新聞社の特派員からこの記載を追及されたのだ。
このとき、中曽根元首相は「旧海軍時代に慰安所をつくった記憶はない」「事実と違う。海軍の工員の休憩と娯楽の施設をつくってほしいということだったので作ってやった」「具体的なことは知らない」と完全否定している。
だが、これは明らかに嘘、ごまかしである。そもそもたんなる休憩や娯楽のための施設なら、「苦心」する必要があるとは思えないし、中曽根元首相の弁明通りなら、『終りなき海軍』の“手記”のほうがデタラメということになってしまう。だが、同書の編者である松浦敬紀はその10年ほど前、「フライデー」の取材に「中曽根さん本人が原稿を2本かいてきて、どちらかを採用してくれと送ってきた」「本にする段階で本人もゲラのチェックをしている」と明言しているのだ。
いや、そんなことよりなにより、中曽根元首相の慰安所開設には、冒頭に書いたように、客観的な証拠が存在する。 国家機関である防衛省のシンクタンク・防衛研究所の戦史研究センター。戦史資料の編纂・管理や、調査研究を行っている研究機関だが、そこにその証拠資料があった。
資料名は「海軍航空基地第2設営班資料」(以下、「2設営班資料」)。第2設営班とは、中曽根が当時、主計長を務めていた海軍設営班矢部班のことで、飛行場設営を目的にダバオ(フィリピン)、タラカン(インドネシア)を経てバリクパパン(インドネシア)に転戦した部隊だが、この資料は同部隊の工営長だった宮地米三氏がそれを記録し、寄贈。同センターが歴史的価値のある資料として保存していたものだ。
本サイトは今回、同センターでその「第2設営班資料」を閲覧し、コピーを入手した。宮地氏の自筆で書かれたと思われるその資料にはまず、「第二設営班 矢部部隊」という表題の後、「一 編制」という項目があり、幹部の名前が列挙されていた。すると、そこには「主計長 海軍主計中尉 中曽根康弘」という記載。そして、資料を読み進めていくと、「5、設営後の状況」という項目にこんな記録が載っていたのだ。
「バリクパパンでは◯(判読不可)場の整備一応完了して、攻撃機による蘭印作戦が始まると工員連中ゆるみが出た風で又日本出港の際約二ヶ月の旨申し渡しありし為皈(ママ)心矢の如く気荒くなり日本人同志けんか等起る様になる主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設気持の緩和に非常に効果ありたり」
さらに「第2設営班資料」のなかには、慰安所設置を指し示す証拠となる、宮地氏の残したものと思われる手書きの地図も存在していた。
それはバリクパパン「上陸時」の様子(昭和17年1月24日)と、設営「完了時」の様子(17年1月24日〜同年3月24日)を表す2点の地図資料だ。バリクパパン市街から約20km地点のこの地図から、中曽根たちが設営したと思われるマンガル飛行場滑走路のそばを流れるマンガル河を中心に民家が点在し、またマンガル河から離れた場所に民家が一軒だけポツリと孤立していることがわかる。
そして2つの地図を見比べてみると、“ある変化”があることに気づく。「上陸時」から「完了時」の地図の変化のひとつとして、その孤立した民家の周辺に、設営班が便所をおいたことが記されている。さらにその場所には「上陸時」にはなかった「設営班慰安所」との記載が書き加えられている。
つまり、上陸時に民家だった場所を日本軍が接収し、「設営班慰安所」に変えてしまったと思われるのだ。
もはや言い逃れのしようはないだろう。「主計長 海軍主計中尉 中曽根康弘」「主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設」という記載。それを裏付ける地図。中曽根元首相が自分で手記に書いたこととぴったり符号するではないか。
しかも、「土人女を集め」という表現を読む限り、中曽根主計長が命じて、現地で女性を調達したとしか考えられないのである。 実際、インドネシアでは多くの女性が慰安婦として働かされており、彼女たちは日本軍に命じられた村の役人の方針で、どんなことをさせられるのかもしらないまま日本兵の引率のもと連れ去られたことを証言している。そして、年端も行かない女性達がいきなり慰安所で複数の日本兵に犯されたという悲惨な体験が語られ、その中にはこのパリクパパンの慰安所に連れてこられたという女性もいる。
つまり、中曽根首相がこうした“強制連行”に関与していた可能性も十分あるのだ。
朝日新聞の訂正で勢いづいた保守・右派勢力は銃剣を突きつけて連行したという吉田証言が虚偽だったという一事をもって、強制連行そのものを否定しようとしている。さらには従軍慰安婦への軍の関与そのものを否定するかのような虚偽を平気でふりまいている。
しかし、もし、強制連行はない、軍の関与もないといいはるならここはやはり、「土人女を集め」たという元主計長・中曽根康弘を国会に喚問して、どう「集め」たのか、「苦心」とはなんだったのか証言させるべきではないのか。一メディアの誤報をあげつらうより、そのほうがはるかに「歴史の検証」になると思うのだが、いかがだろう。
(エンジョウトオル)
参照元 : LITERA
慰安婦の証拠が出た、嘘デタラメの(慰安婦は無かった)は世界に通用しない中曽根康弘を国会証人喚問せよ、朝鮮天皇家は謝罪しろお前らが命令した、日本人の発想ではない。http://t.co/27ALmQRvZY pic.twitter.com/lHK8g2llRy
— 臼井芳雄 (@usuichallenge) 2015, 2月 27
ネトウヨ大敗北www ダメ押しで「戦後70年談話」で、村山・小泉談話を継承されたらオシマイですね。ただ帰国してからアメリカでの演説と正反対の事を言い出すかも知れないねw
>人身売買の筆舌に尽くしがたい思いをされた方のことを思うと今でも胸が痛む
安倍のこういう言い方が、また新たな誤解を生むんだよ。
現在、慰安婦被害は、かつての「強制連行」から「人権被害」に観点が移っているが、そのキッカケは、アメリカの公文書で「慰安婦はただの売春婦。しかし人身売買をされていた」との記述があるから。
しかし当時、アメリカ軍が慰安婦から聴収した「人身売買」の証言とは、単に「娘の身売り」という言葉を誤解したもので、当時の娘の身売りは、「前渡し金相当の労働をする」という普通の労働契約に過ぎなかった。(いわゆる文字通りの人身売買は、当時の日本でも違法)
それを分かり易く「身売り」と表現してるだけで、そのことから、欧米人が「一切の人権がない奴隷売買」と勘違いしたなら、安倍のこの発言は、新たな「慰安婦被害の捏造」を作り上げることになる。
安倍は、どうも意図的にその捏造をやってるフシがミエミエなのだ。
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