「基地反対派がハーフ女児暴行」は右派のデマ攻撃だった! 元国会議員も関与
2015.04.07
「【ヘイトクライム】沖縄で基地反対派5人が日米ハーフ女児に暴行!!」
今、2ちゃんねるまとめサイト「保守速報」などでこんなタイトルの記事が出回り、物議を醸している。案の定、ネット右翼たちは「これは都合の悪いヘイト」「プロ市民は本当にキチガイだな」と祭り状態になっているが、本サイトが関係各所を取材してみたところ、ここには右派のデマゴギーが介入していることがわかった。今回、その経緯が判明したので、少し長くなるが、順をおって説明しよう。
まず、ネットに出回っている「基地反対派が女児暴行」という2ちゃんねるまとめのソースになっているのは、沖縄県の地方紙「八重山日報」(4月3日付)に掲載された「読谷 背景に反基地感情? ハーフ女児押し倒す」という記事だ。その内容は、沖縄県読谷村に住むアメリカ人と日本人のハーフである6歳の女児が複数の男に押し倒されて暴行を受け、女児の母親が嘉手納警察署に相談したと伝えるもの。「八重山日報」は「事件」の詳細についてこう報じている。
〈女児によると3月27日午後、姉と友人の3人で公園へ行き一人離れて遊んでいた際、マスクとサングラスをした5人の男性に囲まれ、 突然押し倒されたあと腹部を踏まれ、あごをわしづかみにされた。
男たちは「何でアメリカ人がこんなところにいる」と凄んだという。女の子に大きなけがはなかった。〉
これが事実ならば卑劣な暴行事件としてすぐさま捜査が行われるはずだ。しかし、嘉手納警察署は本サイトの電話取材に対して、こう回答した。
「この女児の母親による相談があったのは事実です。しかし、今日の時点(4月7日)ではまだ暴行の事実は確認できていません。現在、事実関係を調査中ということです」(担当者)
つまり、まだ刑事事件として捜査すら始まっていないわけである。「八重山日報」によれば、事情聴取した嘉手納署刑事課の担当者は「付近の巡警を強化する」と応じたという。実際、本サイトの取材でも嘉手納警察署は「巡警強化」こそ認めているが、しかし、「事件」が発生したとされる日から2週間が経とうとしている今でも立件されていないことを考えると、どうも不審に思えてならない。
実は「八重山日報」の記事には、他にも曖昧な点がある。それは、「支援者で、沖縄教育オンブズマン協会会長」という肩書きの手登根安則氏という人物による、こんなコメントを掲載していることだ。
「米軍基地に対する怒りのはけ口がハーフの女の子に向けられたのかも知れない。平和運動の名のもとに事実上のヘイトスピーチが横行している実態がある」
このコメントを元に、「八重山日報」は「背景に反基地感情?」という見出しをつけたわけである。しかし、このコメント部分以外に「暴行」を加えたとされる「5人の男性」が「反基地派」であること示す確証、あるいはそれを示唆する情報は記事のなかにはない。
ここで一つの疑問が生じる。このコメントを出した手登根氏とは、いったいいかなる人物なのか。そして、「支援者」とされているが、女児とはどういう関係なのか? いずれも、記事からは判然としない。
本サイトは、「八重山日報」の関係者に話を聞くことができた。
「実は、このコメントを出している手登根氏からの情報提供で、『八重山日報』の記者が取材へ向かったようです。手登根氏は女児の母親のfacebookへの投稿を見て、母親に一緒に警察署へ行こうと持ちかけたと聞きます。そして、記者に『取材するなら○月×日に行くので来て』とオファーした。つまり、手登根氏はコーディネーターだった。当然、『八重山日報』の記者は現場での状況を見ていない」
実際、Facebookを洗ってみると、たしかにその形跡がみられた。女児の母親が直接投稿したものは確認できなかったが、その友人らしき人物が、「是非シェアして広めて欲しい」「ここから下が、友だちの投稿のコピー」としてこのような投稿を行なっていた。
〈今日昼ごろから、子供達
お友達と、公園に行った時の事
下の6才の娘が、大人か子供か分からない5人位に囲まれ
その内の一人に、押し倒され
お腹を踏まれ
アゴをつかまれ「アメリカ人が、こんな所に居るな」と
言われたらしい…
こんな事が、自分の娘に起こるとゎ、腹立たしいゎ、悲しいゎで、居てもたってもいられない…これだと、子供達だけで遊びに行かせられない〉
これに、「詳しい情報があれば私まで連絡させてください。県のほうへ対策を申し入れします。」とコンタクトをとったのが、前出の“コーディネーター”・手登根氏だ。彼の素性については後述するとして、ここでは上の投稿と「八重山日報」の記事との差異に注目してほしい。
「八重山日報」の記事では、暴行を働いたのは「マスクとサングラスをした5人の男性」とされていたが、この第一次情報により近い投稿では「大人か子供か分からない5人位」というふうにされている。これでは読者にあたえる印象がまるで違う。前者は、さも不審者か危険人物たちに思えるが、後者では中学生や高校生の不良集団やいじめとも解釈できるからだ。
「『八重山日報』の記者が証言を聞いた女児も、まだ6歳ですから、中高生と大人の区別はつかなかった。ただ、その『5人』のなかのすくなくとも一人は、明らかに子供だったという話もあります。例の記事はあたえられた文字数も少なく、その都合上、編集段階でディティールを削ったと聞いています」(前出・「八重山日報」関係者)
こうしてさも凶悪そうな「5人の男性」のイメージが立ち上がったのだ。そして、ここに「反基地派」というイメージを付与した“コーディネーター”・手登根氏の素性が関係してくる。
経歴を調べてみたところ、手登根氏は、「日本文化チャンネル桜」にも出演経験のある“反・基地反対運動”の活動家であることが分かったのだ。実際、手登根氏ら反・基地反対派グループが、オスプレイ配備に抗議している男性に対して、メガホンを叩いたり道路へ突き飛ばすなどの嫌がらせをしている動画をYouTube上で視聴できる。
また、手登根氏は自身のFacebook上でも、普天間基地前の反対運動に対して〈ここでの日当¥3000に加え、辺野古へ移動し夕方までボケーッと座っていれば更に¥5000追加、合計の実入りが¥8000 / 1日、となります。このような連中に給金を支払える資金力には驚きですね。〉などと、事実無根のデマを喧伝していたことも確認できた。
これらはネット右翼や行動保守のやりくちに酷似している。そして「八重山日報」は沖縄随一の保守系新聞である。当然、手登根氏がこのような思想を持っていることは把握していたはずだ。だが、記事の構成にはすこし込み入った経緯があったという。
「『八重山日報』は当初、手登根氏のコメントは使わず、事実だけで記事を構成しようとしていた。しかし、取材をするなかで、立件までにはいたらないことがわかった。そこで『反基地運動に対する懸念』という切り口に替え、手登根氏のコメントを追加することになったというのが真相のようです。まさか、『八重山日報』もことがここまで大きくなるとは思っていなかったでしょう」(同前)
ここには、明らかに悪質まとめサイトが煽る「基地反対派による女児暴行」とは懸け離れた実態がある。繰り返しになるが、「八重山日報」の記事は、取材および伝聞とコメントで構成されたものであり、ミスリードを誘いそうな点はあるにしても、よく読めば、手登根氏のコメントはまったくの推測でしかなく、また、暴行を加えたとされる男性についても明らかではないことがわかる。むろん「基地反対派のヘイトクライム」は断定されていない。それがなぜ、ネットで“祭り”になったのか。
この「八重山日報」の記事を、ツイッター上でいち早く拡散した人物がいる。前衆議院議員で次世代の党に所属する中丸啓氏だ。中丸氏はツイッターで以下のように記し、4月7日17時現在までに約7000リツイートされている。
〈沖縄の基地反対派による女児暴行事件。
大の大人が5人がかりで腹部を踏みつけるという鬼畜な犯行。
絶対に許せない。沖縄県警よ、徹底的に取り締まれ!
【拡散希望】〉
ここに情報の飛躍がある。あくまで「反基地運動に対する懸念」を事実ベースで伝えようとした「八重山日報」に対し、中丸氏のツイートはあからさまな断定口調だ。さらに続けて、〈「フォントが違う」とか投稿をねつ造に見せかけたい輩がいるようだが、記事は本物です。残念でした。〉〈【陰謀説】等と妄想投稿する者に限って【証拠がない】という。得意の論点すり替え。ダブスタやな。余程、堪えているのか?〉などと、煽るツイートを連投する始末だった。
まるで元議員とは思えない言い回しの数々だが、中丸氏が所属する次世代の党といえば、先の衆院選でも「外国人の生活保護は違憲」などとバリバリのデマを振りまいていた極右ヘイト政党である。今回の中丸氏のツイートもミスリードではなく、明らかに意図的なデマゴギーだろう。
あとは簡単だ。このツイートを見た「左翼嫌い」のネトウヨたちがデマを一気に拡散。2ちゃんねるにスレッドが立つ。そして悪質まとめサイトがあたかも「基地反対派による女児暴行」が事実であるかのように記事をつくる。それがまたネットで拡散され、今の状況に至ったわけである。
以上が、本サイトの取材でわかったすべてだ。このように経緯を追っていけば、右派のデマがどのように生じていくかが見て取れる。「八重山日報」、手登根安則氏、中丸啓・前衆議院議員、そして無数のネトウヨたち──編集方針や政治的動機、こうであってほしいという欲求が噛み合わさって、騒動にまで発展したのだ。
もっとも、沖縄県読谷村で起きたとみられるハーフの女児への暴行、暴言の案件についての真相はわからない。だが、伝言リレーで成立したデマの過程をまざまざと見せつけられた筆者は、戦慄すら覚えた。
デマは戦中や終戦直後などの、社会的不安と混乱のなかで発生しやすいとされている。今やこの国は、戦中なみのメンタリティに覆い尽くされているのかもしれない。
(梶田陽介)
参照元 : LITERA
ネトウヨはデマばかり垂れ流し、それを見たネトウヨが鵜呑みにし、さらに拡散するという悪循環。
何事にも劣等感を感じ、孤立しているのに群れに憧れ、負の連鎖(スパイラル)を好むやから差別主義者に笑われてる差別主義者、それがネトウヨ。掃き溜めの中の、最底辺のクズがネトウヨ。
警察は暴行の事実の確認すら、まだ取れていないと書いてある。2週間もたったのに…
ハーフ差別を必死に連呼して基地反対派を叩いていたネトウヨや、その仲間のネトウヨサポーターズの恐ろしさ。まさにナチスじゃん。
安倍首相「沖縄の方々の気持ちに寄り添う」
そうであるなら、地元の沖縄県知事・県民の意向により、調査や建設作業を進めればよい。しかしながら、現地では狼狽したように、掘削およびボーリングを進めている。
「この建設は当然だ」と言わんばかりの既成事実を作る手口、どこかの国と似ている。東沙・南沙・西沙にて「世界で一番人口の多い国」が、バカみたいに領有権の争いを起こし、南沙では、周辺諸国の意見に耳も貸さず、一方的に滑走路などの建設を進めている。
安倍首相が「力による現状変更を許さない」と批判している国と、同じ手口を使っている。
バカな安倍首相、ちゃんと知事と会えよ。加えて、バカなネトサポ、ネトウヨ。沖縄県民はゲスな自民およびネトサポからの圧力に屈する必要はない。
2015.04.07
「【ヘイトクライム】沖縄で基地反対派5人が日米ハーフ女児に暴行!!」
今、2ちゃんねるまとめサイト「保守速報」などでこんなタイトルの記事が出回り、物議を醸している。案の定、ネット右翼たちは「これは都合の悪いヘイト」「プロ市民は本当にキチガイだな」と祭り状態になっているが、本サイトが関係各所を取材してみたところ、ここには右派のデマゴギーが介入していることがわかった。今回、その経緯が判明したので、少し長くなるが、順をおって説明しよう。
まず、ネットに出回っている「基地反対派が女児暴行」という2ちゃんねるまとめのソースになっているのは、沖縄県の地方紙「八重山日報」(4月3日付)に掲載された「読谷 背景に反基地感情? ハーフ女児押し倒す」という記事だ。その内容は、沖縄県読谷村に住むアメリカ人と日本人のハーフである6歳の女児が複数の男に押し倒されて暴行を受け、女児の母親が嘉手納警察署に相談したと伝えるもの。「八重山日報」は「事件」の詳細についてこう報じている。
〈女児によると3月27日午後、姉と友人の3人で公園へ行き一人離れて遊んでいた際、マスクとサングラスをした5人の男性に囲まれ、 突然押し倒されたあと腹部を踏まれ、あごをわしづかみにされた。
男たちは「何でアメリカ人がこんなところにいる」と凄んだという。女の子に大きなけがはなかった。〉
これが事実ならば卑劣な暴行事件としてすぐさま捜査が行われるはずだ。しかし、嘉手納警察署は本サイトの電話取材に対して、こう回答した。
「この女児の母親による相談があったのは事実です。しかし、今日の時点(4月7日)ではまだ暴行の事実は確認できていません。現在、事実関係を調査中ということです」(担当者)
つまり、まだ刑事事件として捜査すら始まっていないわけである。「八重山日報」によれば、事情聴取した嘉手納署刑事課の担当者は「付近の巡警を強化する」と応じたという。実際、本サイトの取材でも嘉手納警察署は「巡警強化」こそ認めているが、しかし、「事件」が発生したとされる日から2週間が経とうとしている今でも立件されていないことを考えると、どうも不審に思えてならない。
実は「八重山日報」の記事には、他にも曖昧な点がある。それは、「支援者で、沖縄教育オンブズマン協会会長」という肩書きの手登根安則氏という人物による、こんなコメントを掲載していることだ。
「米軍基地に対する怒りのはけ口がハーフの女の子に向けられたのかも知れない。平和運動の名のもとに事実上のヘイトスピーチが横行している実態がある」
このコメントを元に、「八重山日報」は「背景に反基地感情?」という見出しをつけたわけである。しかし、このコメント部分以外に「暴行」を加えたとされる「5人の男性」が「反基地派」であること示す確証、あるいはそれを示唆する情報は記事のなかにはない。
ここで一つの疑問が生じる。このコメントを出した手登根氏とは、いったいいかなる人物なのか。そして、「支援者」とされているが、女児とはどういう関係なのか? いずれも、記事からは判然としない。
本サイトは、「八重山日報」の関係者に話を聞くことができた。
「実は、このコメントを出している手登根氏からの情報提供で、『八重山日報』の記者が取材へ向かったようです。手登根氏は女児の母親のfacebookへの投稿を見て、母親に一緒に警察署へ行こうと持ちかけたと聞きます。そして、記者に『取材するなら○月×日に行くので来て』とオファーした。つまり、手登根氏はコーディネーターだった。当然、『八重山日報』の記者は現場での状況を見ていない」
実際、Facebookを洗ってみると、たしかにその形跡がみられた。女児の母親が直接投稿したものは確認できなかったが、その友人らしき人物が、「是非シェアして広めて欲しい」「ここから下が、友だちの投稿のコピー」としてこのような投稿を行なっていた。
〈今日昼ごろから、子供達
お友達と、公園に行った時の事
下の6才の娘が、大人か子供か分からない5人位に囲まれ
その内の一人に、押し倒され
お腹を踏まれ
アゴをつかまれ「アメリカ人が、こんな所に居るな」と
言われたらしい…
こんな事が、自分の娘に起こるとゎ、腹立たしいゎ、悲しいゎで、居てもたってもいられない…これだと、子供達だけで遊びに行かせられない〉
これに、「詳しい情報があれば私まで連絡させてください。県のほうへ対策を申し入れします。」とコンタクトをとったのが、前出の“コーディネーター”・手登根氏だ。彼の素性については後述するとして、ここでは上の投稿と「八重山日報」の記事との差異に注目してほしい。
「八重山日報」の記事では、暴行を働いたのは「マスクとサングラスをした5人の男性」とされていたが、この第一次情報により近い投稿では「大人か子供か分からない5人位」というふうにされている。これでは読者にあたえる印象がまるで違う。前者は、さも不審者か危険人物たちに思えるが、後者では中学生や高校生の不良集団やいじめとも解釈できるからだ。
「『八重山日報』の記者が証言を聞いた女児も、まだ6歳ですから、中高生と大人の区別はつかなかった。ただ、その『5人』のなかのすくなくとも一人は、明らかに子供だったという話もあります。例の記事はあたえられた文字数も少なく、その都合上、編集段階でディティールを削ったと聞いています」(前出・「八重山日報」関係者)
こうしてさも凶悪そうな「5人の男性」のイメージが立ち上がったのだ。そして、ここに「反基地派」というイメージを付与した“コーディネーター”・手登根氏の素性が関係してくる。
経歴を調べてみたところ、手登根氏は、「日本文化チャンネル桜」にも出演経験のある“反・基地反対運動”の活動家であることが分かったのだ。実際、手登根氏ら反・基地反対派グループが、オスプレイ配備に抗議している男性に対して、メガホンを叩いたり道路へ突き飛ばすなどの嫌がらせをしている動画をYouTube上で視聴できる。
また、手登根氏は自身のFacebook上でも、普天間基地前の反対運動に対して〈ここでの日当¥3000に加え、辺野古へ移動し夕方までボケーッと座っていれば更に¥5000追加、合計の実入りが¥8000 / 1日、となります。このような連中に給金を支払える資金力には驚きですね。〉などと、事実無根のデマを喧伝していたことも確認できた。
これらはネット右翼や行動保守のやりくちに酷似している。そして「八重山日報」は沖縄随一の保守系新聞である。当然、手登根氏がこのような思想を持っていることは把握していたはずだ。だが、記事の構成にはすこし込み入った経緯があったという。
「『八重山日報』は当初、手登根氏のコメントは使わず、事実だけで記事を構成しようとしていた。しかし、取材をするなかで、立件までにはいたらないことがわかった。そこで『反基地運動に対する懸念』という切り口に替え、手登根氏のコメントを追加することになったというのが真相のようです。まさか、『八重山日報』もことがここまで大きくなるとは思っていなかったでしょう」(同前)
ここには、明らかに悪質まとめサイトが煽る「基地反対派による女児暴行」とは懸け離れた実態がある。繰り返しになるが、「八重山日報」の記事は、取材および伝聞とコメントで構成されたものであり、ミスリードを誘いそうな点はあるにしても、よく読めば、手登根氏のコメントはまったくの推測でしかなく、また、暴行を加えたとされる男性についても明らかではないことがわかる。むろん「基地反対派のヘイトクライム」は断定されていない。それがなぜ、ネットで“祭り”になったのか。
この「八重山日報」の記事を、ツイッター上でいち早く拡散した人物がいる。前衆議院議員で次世代の党に所属する中丸啓氏だ。中丸氏はツイッターで以下のように記し、4月7日17時現在までに約7000リツイートされている。
〈沖縄の基地反対派による女児暴行事件。
大の大人が5人がかりで腹部を踏みつけるという鬼畜な犯行。
絶対に許せない。沖縄県警よ、徹底的に取り締まれ!
【拡散希望】〉
ここに情報の飛躍がある。あくまで「反基地運動に対する懸念」を事実ベースで伝えようとした「八重山日報」に対し、中丸氏のツイートはあからさまな断定口調だ。さらに続けて、〈「フォントが違う」とか投稿をねつ造に見せかけたい輩がいるようだが、記事は本物です。残念でした。〉〈【陰謀説】等と妄想投稿する者に限って【証拠がない】という。得意の論点すり替え。ダブスタやな。余程、堪えているのか?〉などと、煽るツイートを連投する始末だった。
まるで元議員とは思えない言い回しの数々だが、中丸氏が所属する次世代の党といえば、先の衆院選でも「外国人の生活保護は違憲」などとバリバリのデマを振りまいていた極右ヘイト政党である。今回の中丸氏のツイートもミスリードではなく、明らかに意図的なデマゴギーだろう。
あとは簡単だ。このツイートを見た「左翼嫌い」のネトウヨたちがデマを一気に拡散。2ちゃんねるにスレッドが立つ。そして悪質まとめサイトがあたかも「基地反対派による女児暴行」が事実であるかのように記事をつくる。それがまたネットで拡散され、今の状況に至ったわけである。
以上が、本サイトの取材でわかったすべてだ。このように経緯を追っていけば、右派のデマがどのように生じていくかが見て取れる。「八重山日報」、手登根安則氏、中丸啓・前衆議院議員、そして無数のネトウヨたち──編集方針や政治的動機、こうであってほしいという欲求が噛み合わさって、騒動にまで発展したのだ。
もっとも、沖縄県読谷村で起きたとみられるハーフの女児への暴行、暴言の案件についての真相はわからない。だが、伝言リレーで成立したデマの過程をまざまざと見せつけられた筆者は、戦慄すら覚えた。
デマは戦中や終戦直後などの、社会的不安と混乱のなかで発生しやすいとされている。今やこの国は、戦中なみのメンタリティに覆い尽くされているのかもしれない。
(梶田陽介)
参照元 : LITERA
写真の記事は4月3日の八重山日報から。中丸啓が☎で八重山日報に問い合わせ確認したところ取材ソースは同社記者が沖縄県警からによるものだそうだ。「フォントが違う」とか投稿をねつ造に見せかけたい輩がいるようだが、記事は本物です。残念でした。 pic.twitter.com/cJaXR3pmwr
— 中丸 啓 (@maruchan777jp) 2015, 4月 6
この記事を読んだあと、基地反対派を偽装したアホ右翼のこの写真をよく見てほしい。沖縄ではいまこういう連中が跋扈中。
http://t.co/nrDY2C68Kx
「基地反対派がハーフ女児暴行」は右派のデマ攻撃だった! 元国会議員も関与 pic.twitter.com/XR6h3RA2TE
— nos (@unspiritualized) 2015, 4月 7
このサイトで「中国共産党の友の会」(正体はアホ右翼)の街宣が音声で聞けるんだけど、この声、那覇在住の人にとってはすぐに「あ、あのアホ右翼か」とバレバレなんだよね(笑)しょっちゅう街宣車で基地バンザイ街宣して廻っているオッサンの声なの。
http://t.co/D6MvGvS3Jy
— nos (@unspiritualized) 2015, 4月 7
@unspiritualized @goubuku_fudou @yabettitti 自作自演だったのか!
— yabetti2011 (@yabettitti) 2015, 4月 7
今度はやってない事実を証明しろと言い始めたようで。
↓
八重山日報虚報疑惑で大活躍の中丸啓先生、幸福の科学の熱烈なシンパだったことが発覚
http://t.co/XBvilTFeKC pic.twitter.com/CtrQ9pDBjb
— 数学Mk2 (@rappresagliamth) 2015, 4月 8
ネトウヨはデマばかり垂れ流し、それを見たネトウヨが鵜呑みにし、さらに拡散するという悪循環。
何事にも劣等感を感じ、孤立しているのに群れに憧れ、負の連鎖(スパイラル)を好むやから差別主義者に笑われてる差別主義者、それがネトウヨ。掃き溜めの中の、最底辺のクズがネトウヨ。
<ネットユーザーの反応>
「デモに参加するのが左翼。デマに参加するのが右翼」
「予想どおりの展開www」
「リテラ?w あーじゃあ真実じゃん」
「母親が警察に相談してるのは事実なんだろ?事件すら起きてないってことにするのはおかしいだろw」
「捜査していないから暴行があったか確認できていないだけだろ。集団いじめだったら、なおさらたちが悪いわ」
「まあ本質的にはチョゴリ割きとか靖国での左右プロレスと一緒だからな」
「息を吐くように嘘をつくネトウヨのやる事だから全然驚かないところが逆に怖いわ」
「結局、ハーフ差別が~とか言っていた連中って左派攻撃するためのネトウヨとその仲間達だったんだな。しかし、怖いな、琉球差別に左派への迫害」
「訴えられた保守速報かよw」
「息をする様にデマを吐くネトウヨ、他人のせいにするのもお約束の言質」
「ネトウヨだけどこんなんデマであってほしいわ。事実である方が日本の恥」
「リテラwwwwって馬鹿にしてるネトウヨがその数百倍怪しい幸福の科学の機関誌を鵜呑みにしてる事実」
「そういえば保守速報の裁判ってどうなったの?」
「一番の衝撃はハーフ差別連呼厨がネトウヨとその手先だったこと」
「チョンモメン特有の脳内ネトウヨ。統一協会信者だったり創価信者だったり幸福の科学信者だったり、ネトウヨってなんなんですかね・・・?」
「ネトウヨはデマだらけ」
「青林堂を乗っ取ってヘイト本まみれにした幸福の科学の機関紙の内容を次世代の党所属の政治家が拡散。数え役満ですね」
「この調子で沖タイとか琉球新報とかの報道も検証してくれ。がんばれリテラ」
「デモに参加するのが左翼。デマに参加するのが右翼」
「予想どおりの展開www」
「リテラ?w あーじゃあ真実じゃん」
「母親が警察に相談してるのは事実なんだろ?事件すら起きてないってことにするのはおかしいだろw」
「捜査していないから暴行があったか確認できていないだけだろ。集団いじめだったら、なおさらたちが悪いわ」
「まあ本質的にはチョゴリ割きとか靖国での左右プロレスと一緒だからな」
「息を吐くように嘘をつくネトウヨのやる事だから全然驚かないところが逆に怖いわ」
「結局、ハーフ差別が~とか言っていた連中って左派攻撃するためのネトウヨとその仲間達だったんだな。しかし、怖いな、琉球差別に左派への迫害」
「訴えられた保守速報かよw」
「息をする様にデマを吐くネトウヨ、他人のせいにするのもお約束の言質」
「ネトウヨだけどこんなんデマであってほしいわ。事実である方が日本の恥」
「リテラwwwwって馬鹿にしてるネトウヨがその数百倍怪しい幸福の科学の機関誌を鵜呑みにしてる事実」
「そういえば保守速報の裁判ってどうなったの?」
「一番の衝撃はハーフ差別連呼厨がネトウヨとその手先だったこと」
「チョンモメン特有の脳内ネトウヨ。統一協会信者だったり創価信者だったり幸福の科学信者だったり、ネトウヨってなんなんですかね・・・?」
「ネトウヨはデマだらけ」
「青林堂を乗っ取ってヘイト本まみれにした幸福の科学の機関紙の内容を次世代の党所属の政治家が拡散。数え役満ですね」
「この調子で沖タイとか琉球新報とかの報道も検証してくれ。がんばれリテラ」
警察は暴行の事実の確認すら、まだ取れていないと書いてある。2週間もたったのに…
ハーフ差別を必死に連呼して基地反対派を叩いていたネトウヨや、その仲間のネトウヨサポーターズの恐ろしさ。まさにナチスじゃん。
安倍首相「沖縄の方々の気持ちに寄り添う」
そうであるなら、地元の沖縄県知事・県民の意向により、調査や建設作業を進めればよい。しかしながら、現地では狼狽したように、掘削およびボーリングを進めている。
「この建設は当然だ」と言わんばかりの既成事実を作る手口、どこかの国と似ている。東沙・南沙・西沙にて「世界で一番人口の多い国」が、バカみたいに領有権の争いを起こし、南沙では、周辺諸国の意見に耳も貸さず、一方的に滑走路などの建設を進めている。
安倍首相が「力による現状変更を許さない」と批判している国と、同じ手口を使っている。
バカな安倍首相、ちゃんと知事と会えよ。加えて、バカなネトサポ、ネトウヨ。沖縄県民はゲスな自民およびネトサポからの圧力に屈する必要はない。
リテラってだけで信憑性がゼロになるの凄いよね
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