2014年10月12日日曜日

安倍首相、9月に訪米した際に「完全に安全を確認しない限り、原子力発電所は動かさない」と明言

安倍首相「完全に安全確認しない限り原発動かさない」の“完全”とは?

2014年10月11日 21:03



原発再稼働。安倍晋三総理は今月6日の衆議院予算委員会で総理が9月に訪米した際に講演した内容について、自ら「日本は過酷な事故を経験したので、完全に安全を確認しない限り、原子力発電所は動かさないと申し上げた」と明言した。

みんなの党の柿沢未途議員が「総理は訪米で原発の安全が100%確認されない限り、再稼働は行わないと言われたと聞いているが、真偽は」と質したのに答えた。

「完全に」と言われれば、通常、「100%」の安全確認と同意に受け取るのが自然だが、安倍総理は答弁で「100%とは言っていない」と主張し、解釈が違うこと、つまり、安倍総理の『完全に安全確認ができるまで』とは「100%の安全確認ができなくても、原発再稼働は行う」意向を示すものになった。

「完全」とは何なのか、必要な条件がすべてそろっていること。再稼働での万一の過酷事故にも対応できる条件も含め、安全確保の条件がすべてそろっていなければ「完全な安全確認」とは言えないはずだ。

しかし、安倍総理の「完全」はそうではないらしい。2020年のオリンピック・パラリンピック招致のためのIOC(国際オリンピック委員会)総会での演説でも東京電力福島第一原発事故による高濃度放射性物質の汚染水について「汚染水はコントロールされている」「汚染水による影響は福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」と言い放った。『完全に』という言葉で汚染水被害がコントロールされていることを強くアピールした。

外交上の戦略はあるだろうが、少なくとも、この原発事故問題については誠実で、真実を発信し続けるべきだ。国内での呼びかけ、国外での呼びかけを同じものにするなら、原発再稼働については「世界で最も厳しい規制基準に適合したと原子力規制委員会が認定したものは、その安全性が確保されたと判断し、政府はこの原発の再稼働を進めることにしている」と演説すべきだろう。

「世界で最も厳しい規制基準」かどうかも野党各党議員からは疑問の声が相次いでいる。共産党の笠井亮衆議院議員は世界最高水準の規制基準というが「新規制基準は欧州連合(EU)の基準で実施されているものすら盛り込まれていない」例を今年8月7日の衆院特別委員会で指摘した。「欧州連合の加圧水型原発の規制基準では大型の航空機が衝突しても耐えられるように格納容器の二重構造が要求されているのに対し、日本の基準には要求されていない」などだ。田中俊一原子力規制委員長は「(既存の原子炉で)格納容器を二重にすることは不可能」と答えた。ならば、既存の原子炉はすべて廃炉にすべきだろう。不可能な部分は規制基準項目から除外して安全審査をされても、安全性が確保されたとは信じがたい。

加えて、地震国・日本の特殊事情を踏まえ、万一の過酷事故時の住民らの避難計画の実効性についても、計画内容に十分な議論と検証が必要だ。原子力規制委員会ないしは政府機関とは別の専門家らで構成する新たな第3者委員会にその役割を担わせることも検討すべきだろう。

再稼働第1号と目される九州電力川内原発についていえば、原子力規制委員会の田中委員長は「川内原発設置変更許可に当たって、運転にあたり求めてきたレベルの安全性が確保されることは確認されたということ」で、原発そのものの安全性を担保するものではない旨を6日の衆院予算委員会でも繰り返した。

「川内原発の稼働に対する安全性が確保されたことが確認された」という表現は、原発として稼働上生じるリスクの安全性が確保されているということで、これ以外の要因によるリスクは原子力規制委員会として責任を負えるものでもないということを意味している。

過酷事故時に原発そのものへの対応は事業者ができることを確認したと田中委員長は言い、確認は今後も続けていく考えを示した。しかし、住民の避難など原発の外の対応は地元自治体、警察、消防が中心になる。その対応能力の確認、確保は住民の安全・安心を担保するうえで原子炉の安全確保と同程度に重要だ。

30キロ圏内住民の避難対応能力の確保が確認できるまでは原発の再稼働は許されてはならない。それでこそ「世界で最も厳しい規制基準」であり、『完全に安全が確認された原発』に近づくのではないか。(編集担当:森高龍二)

参照元 : 財経新聞


安倍晋三総理は今月6日の衆議院予算委員会で総理が9月に訪米した際に講演した内容について、自ら「日本は過酷な事故を経験したので、完全に安全を確認しない限り、原子力発電所は動かさないと申し上げた」と明言した。



安倍首相、また墓穴掘っちゃいましたね。ということは、未来永劫、原発再稼働はしないということですね(笑) 安倍ぴょん、ご苦労様。

<ネットユーザーの反応>
「しっかりしろよ官僚!余計なこと言わせるな!」
「首相、事が起こってからでは遅いのです。」
「安倍の思う完全の意味とは」
「100%の安全性なんて誰も求めてないだろ」
「安倍やばすぎるわ。なにも考えてないのが、軽すぎだろこの御輿」
「安倍ぴょんは自分が言った事を記憶できないからな。」
「安倍は真性馬鹿 」
「安倍ちゃんの日本破壊作戦」
「果汁100%詐欺と同じ」
「さすが解釈野郎安倍」
「完全な安全とは、動かさない事。それ以外に無い」
「おバカを首相にするから日本は沈没する」
「鳩山もコイツもボンボンだからさ、ましてや家庭も築けなかったコイツが政治が出来るか?」
「本当に政治屋って馬鹿ばっかだな。そもそもコイツらに専門的な原発の話は分からんだろ」
「安倍ちゃんは勢いでものを言うからな。安易に真に受けてはいけない」
「100%じゃないなら、完全という言葉を使うな。日本語を壊すな糞安部。美しい日本語を乱すな。」
「安倍のアホ語録はすさまじいが、そんなこと放言されて尚総理させてる日本の政治民度も相変わらず低劣だなぁ・・・」
「バカノミクスww」
「恥ずかしい日本」
「完全とは必要な事が全てそろってる。つまり100%とほぼ同義である」
「こいつ何言っちゃってんの?ラリってんの?」
「じゃあそれ不完全じゃん」
「誠実さが感じられないアホ。安倍の擁護者も苦しい言い訳並べるな、見苦しいゾ。」
「さすが法務大臣がうちわの内閣やで」
「クルクルパ~W」
「馬鹿ウヨの親玉」
「完全の意味をねじ曲げようとしてんのかこいつは?日本語を汚すなよ」
「安倍さんを擁護してきたオレでもさすがにこれは・・」
「評価が分かれる。2枚舌を饒舌に使いこなせるのか、ただのクルクルパーなのか」
「もう安倍の言葉は信用するなと言ってるのと同じだな。話半分聞いてりゃいいわw」
「安倍ちゃんは考えながら喋るってことができない脳みそしてるんだろうな」
「詭弁ばっかだな」
「何なの?この屁理屈だか、言葉遊びだか知らん日本語の羅列みたいな文句は‥」
「絶対とか完全とか政治家がゼッタイ使ってはならない言葉」
「言葉遊びをするのは糞官僚だけで十分だ。安倍は総理の資格が無い」
「再稼働する前に、誰か事故の責任取れよ」
「松島みどりの公職選挙法違反疑惑もそうだが、言葉遊びが過ぎる。」
「民主党政権も自民党政権も大差がない。お粗末な話」
「あべぴょん、ステマ、車の燃費、最近の日本は嘘を言って当たり前な空気になってきている」
「日本語崩壊」








0 件のコメント:

コメントを投稿